タンパク質の3つの働き
①エネルギー源になる
私たちは日中、仕事やスポーツや勉強など様々な活動を快適に問題なく送るためにはエネルギーが必要です。エネルギー源になる三大栄養素は、タンパク質・脂質・炭水化物です。これらが不足するとエネルギー不足になり、倦怠感ややる気の低下などにつながります。
②筋肉や臓器を作る
タンパク質は、私たちの体の隅々までの各器官を構成する大切な材料になります。骨格・筋肉・臓器といった大きな部位から、爪や髪の毛など体の先端部位の構成成分にもなります。
③酵素やホルモンを調整する
タンパク質は、身体の各器官が正常に機能するために必要な各種酵素やホルモン分泌、神経系器官の働きもサポートします。
このように心身ともに健やかに過ごすために、タンパク質は欠かせない栄養素なんです!
タンパク質を摂取できる食材とは?
それでは、健康と美容に欠かせないタンパク質を豊富に含む食材をいくつかご紹介しましょう。
【大豆製品】
植物性食品の中でも珍しくタンパク質を豊富に含む大豆。大豆の水煮、納豆、豆腐、豆乳、あげなど大豆加工製品はたくさんあるので、是非お好みに合ったものを取り入れて摂取してみましょう。
大豆製品には、女性ホルモンと似た働きが期待されている大豆イソフラボンや、腸活をサポートする食物繊維も豊富なので美容面でもおすすめです!
【鶏肉】
肉類の中でも高タンパク質、低脂肪、低カロリーな鶏肉。とくに「ささみ」は低カロリーなので、ダイエット中でもお肉が食べたい!という時に摂取するのがおすすめです。
鶏もも肉はジューシーでおいしいのですがその分、脂肪分・カロリー共に高くなるため、選ぶならささみ、または鶏むね肉がおすすめです。
【ラム肉】
鶏肉同様、高タンパクで低脂肪なラム肉。ラム肉に含まれるカルチニンには脂肪の燃焼をサポートする働きも期待されています。女性に不足しがちな鉄分も豊富なので、貧血が気になる方にもおすすめです。
骨付きのラムチョップならBBQやグリルで焼いて豪快に!ラム肉の切り落としは、野菜と合わせて煮込み料理や炒め物にして摂取するのがおすすめです。
【卵】
万能食材の卵にはタンパク質をはじめとした栄養素がバランスよく含まれています。タンパク質はもちろん、ビタミンやミネラルなど栄養補給が必要な時におすすめの食材です。
生卵なら卵かけご飯に、加熱して卵焼きやオムレツに、溶き卵にしてかき玉汁に、と料理の汎用性が高い卵は朝昼晩いつでも取り入れやすく、常備しておきたい食材です。
【魚の赤身】
マグロの赤身やカツオのたたきなど、魚の赤身にもタンパク質が豊富に含まれています。不足しがちなカルシウムや良質脂質も摂取できます。
スーパーでカットされているお刺身やたたきなら、調理不要で忙しい夜もすぐ食べることができます。
プロテイン商品のタンパク質
人気のプロテインドリンクやサプリメントもタンパク質豊富ですが、あくまで栄養補助として取り入れるのがおすすめです。ご紹介したような食材を通して、基本は三度の食事からしっかりタンパク質を取り入れることが大切です。
まとめ
私たちの健やかな体やお肌を構成する、身近な食材に実は豊富に含まれているタンパク質。日々の食事に上手に取り入れて体の内側から健康で美しくありたいですね。