泡洗顔ではなくぬるま湯洗顔を試してみる

ニキビ 洗顔

よくもっちり泡でしっかり洗うとくすみもとれてワントーン明るい肌に!などと広告でうたっているものがありますよね。
ですが実際は、(特に乾燥肌の方は)肌の一番の天敵は乾燥と言われています。

健康な肌でいるためには、洗顔後の一瞬でさえも乾燥状態を作らないほうがよいのだとか。

泡洗顔は皮脂をしっかりと洗い流すため、洗顔後に肌の乾燥を感じる方もいるでしょう。
その場合は、洗顔料を使った洗顔をやめて、ぬるま湯洗顔を試してみてください!

洗顔も何もしないという手段もありますが、日中は汗をかいたりホコリが付着してしまいます。
さらに、寝ている間も皮脂の分泌や顔にあたった髪の毛の汚れ、さらには布団のハウスダストなどが顔に付着します。
汚れを落とすためにも、朝晩2回は洗顔をしておきましょう。

炎症性ニキビには触れないこと

ニキビが赤く炎症をおこしている場合、気になって触ってしまう方も多いでしょう。
ですが、その触った手にも汚れや菌は付いていますし、触ることでニキビに刺激が加わり炎症の元。
患部には触れないようにしましょう。

洗顔も、顔を手のひらや指でこすってはいけません。
よく泡立てた柔らかい泡で優しく洗い、水分はタオルで丁寧にぽんぽんととります。

近頃は、タオルも雑菌が繁殖していてよくないとして、洗顔用のペーパータオルなども販売されています。
家族と共用のタオルを使っていたり、タオルの管理に自信がない方は使い捨てのペーパータオルを取り入れてみてもいいかもしれませんね。

そのほか、食生活を改めてみたり、ニキビの外用薬を使用してみることも効果的です。
症状が改善されないようであれば、皮膚科で治療を受けましょう。

ニキビがひどくなると、皮膚科に行っても治療に時間がかかってしまいます。
いつもより多くニキビができている、痛みのあるニキビができているなど気になったら早めに皮膚科でニキビ治療を受けることをおすすめします。

内側から治す

ニキビ 栄養

ニキビは見た目も気になりますし、なるべく早く治したいですよね。
ニキビができている時は、身体の内側からのケアも意識してみましょう。

毎日の食生活の改善、ニキビに効果的と言われているビタミンミネラルをたくさん含んだ野菜を使ったメニューを積極的に選びましょう。

どうしても忙しくて難しい場合は、ご飯を買う時に1品サラダを加えてみる、野菜ジュースを1日1本撮るようにすることもおすすめ。
サプリメントでビタミンやミネラルを取る方法もありますが、その場合は取りすぎに注意してくださいね。

ニキビは身体からのSOS!?

科学的な根拠はありませんが、ニキビは身体の悪くなった場所によってできる部位が違うといわれています。

鼻は腎臓に毒素がたまっている証拠と言われており、頬は肝臓口周りは胃腸眉間は肝機能が弱っている証拠なんだとか。
もしも何をしても長期間ニキビが治らない、繰り返す場合は身体の検査を受けてみてはいかがでしょうか。

ホルモンバランスを意識する

また女性の場合だと、ホルモンバランスが乱れることによってニキビができる可能性が高まります
ライフスタイルの乱れはホルモンバランスを乱すことにつながるので、ニキビを治す基礎でもありますが、食生活を見直してみましょう。

食生活を見直すときに、ぜひ取り入れてほしいのが「納豆」。
納豆は、化学構造がエストロゲン(女性ホルモン)に似ているといわれているイソフラボンを含んでいます。
納豆で女性ホルモンと似たイソフラボンを摂取することで、ホルモンバランスの乱れの改善が期待できますよ。

どうやってライフスタイルを変えれば良いの?

ニキビができない環境の肌に持っていくためには適切なライフスタイルが送ることが重要です。
大切なのは、睡眠・食事・運動です。この3つがバランスよく整っていればニキビができにくい肌を目指すことができます。

近年、あまり歩かない人が増加している傾向にあると言われています。
実際、通勤や通学も多くが電車や自転車となり、歩く機会は少なくなっているかもしれません。

ひと駅手前で降りて歩いてみる、散歩に行くなど積極的に歩く機会を増やしてみてはいかがでしょうか。
ニキビの改善のためはもちろん、同時にダイエット効果も感じられるかもしれませんね!

そのほか、ジャンクフードなど脂っこいものを好んで食べたり夜更かしをしていたりすると、ニキビができやすい環境を自ら作ってしまいます。
ビタミンやミネラルがニキビの改善につながる一方、脂っぽいものや糖質はニキビの原因になるのです。

ニキビケアのための5つの法則

ニキビケアの方法はたくさんありますが、すべてのニキビを一瞬でなくすことはできません。
ニキビケアの5つの法則を取り入れて、ニキビができにくい体質になっていきましょう!

ニキビ 5つの法則

①食生活

食生活や生活リズムはニキビ改善のためには気をつけたいポイント。
脂っこいものの食べ過ぎや甘いものの食べ過ぎは皮脂の過剰分泌や毛穴のつまりを招き、ニキビの要因になります。

②生活スタイル

ホルモンバランスが乱れるとニキビができるとも言われているので、規則正しい生活を行うことでニキビのできにくい肌にしていきましょう。
夜更かしを控え、早寝早起きをし、ストレス解消をすることで、ニキビだけではなく肌荒れやくすみが出来にくくなると言われています。

③無理なダイエットをしない

また無理なダイエットをしている人は、その食事内容に注意を向けてみてください。
体重を減らしたいあまりに栄養バランスが崩れていると、ニキビができやすくなってしまうことがあります。

バランスの良い食事をまんべんなく食べて、適度な運動をすればおのずと体重は落ちるはず。
食事を減らしたい場合も、必要な栄養素を考えながら気を付けて減らしてくださいね。

④寝具の清潔感

見落としてしまいがちなのが、布団カバーやシーツ、枕カバーなどの寝具です。
寝具は顔がよく触れるため、清潔にしておくことがニキビの予防に繋がります。

こまめにシーツや枕カバーを洗ったり、布団を天日干しするなど清潔にしておくことを意識してください。
特にニキビができていてつぶれてしまったり、膿が出ているときは寝具に菌がついてしまいますのでこまめに交換しましょう。

そんなにこまめに寝具を洗えない…という場合は、枕にタオルを巻いておき、タオルを毎日交換してみてくださいね。

また、髪の毛が顔にあたらないようにナイトキャップを取り入れたり、寝るときも結んでおくなどすることもおすすめです。

⑤最低限のメイクで

ニキビができそう、できている間は、メイクは最低限に抑えておきましょう。
メイクのために触ることやコスメが付着していることが、ニキビには刺激になってしまいます。

ニキビができていても使えるとうたうコスメや、肌に優しいコスメを使用することも効果的ですが、万能ではないので最低限にしておく方が無難でしょう。

またメイクに使うスポンジやブラシも清潔なものを使用するようにしてください。
パフやブラシは1回ごとに洗うのが理想とされています。
実際にはなかなか難しいかもしれませんが、ニキビの原因菌が付いているパフやブラシを何日も使うと、顔に菌を広げてしまうことと同じです。

帰宅後はすぐにクレンジングでメイクを落とし、洗顔をして肌の汚れを取り除きましょう。
この時、高い温度のお湯で洗うことや、強いクレンジングを使うことは避けましょう。

高い温度のお湯は顔から汚れを取り除きますが、乾燥の元。
強いクレンジングも肌に刺激となってしまいますので、ポイントメイクはポイントメイク用のリムーバーを使うなど、できる限りニキビに刺激を咥えないようにしてくださいね。

「ニキビを隠したい」「メイクが好きだから楽しみたい」など思うかもしれませんが、かえってニキビが悪化したり長引いしまうかも。
思う存分メイクを楽しむためにも、ニキビができている間はメイクを抑えめにしてみてくださいね。

ライフスタイルを変えるのはかなり難しいことですが、やれることから少しずつ実行し、適切なライフスタイルでニキビのない肌を取り戻しましょう!