三角ポーズとは?

三角ポーズとは、ヨガのポーズの1つです。上半身を倒し、ウエストをぐっと強く伸ばすスタンディングのポーズです。初心者でも簡単に実践できるポーズなので、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

ポーズの取り方は、まず、①まっすぐに立ち、息を吐きながら大の字に足と手を広げます。このとき、足の幅は肩幅よりも広げてください。次に、②息を吐きながら上半身を真横に倒し、そのまま片方の指先を片方のつま先につける、という動作になります。左指は左足に、右足には右指をつけてください。つま先に指をつけて数秒間ゆっくりと呼吸をします。しっかりと脇腹が延びているのを感じながら、ゆっくりとした動作で数回行うと良いでしょう。

三角ポーズの効果

三角ポーズは、体幹を鍛えるポーズとして知られています。脇腹~太もも、足のストレッチになります。体全体の血液循環を促すと言われており、肩こりや冷え性の改善、ストレス解消にもおすすめなんだとか。

また、お腹まわりをストレッチすることで、消化の促進、お通じの改善にも良いとされています。毎日しっかり行うことで、身体のゆがみ矯正、猫背の改善にもなるんだそうです。しかしながら、体に負荷がかかりやすいポーズのため、やりすぎや、無理な姿勢には注意しましょう。

なぜ消化が促されるのか?

三角のポーズは、背骨を中心にじっくりと深くのびるポーズなので、内臓の活性化や消化機能アップが期待できます。また、食後のみならず、食事の前に行うことで食べ過ぎを防止することもできると言われています。

美しい体型をキープしたい女性には、ぜひ覚えておきたいポーズとなります。お部屋に一畳のスペースがあればできるポーズなので、自宅だけでなく、オフィスのお化粧室や会議室など、普段のお昼休みにでも出来ちゃいます。動作としては単純な動きの組み合わせなので、明日からでもぜひ試してみましょう。

動かないと動けなくなる

人間は、動いているとそのクセでどんどん動くことができますが、動かないと動かないことに慣れてしまい、さらに動けなくなります。休日、ベッドの上で一日過ごしてしまったなんて経験ありませんか?アクティブな女性はいつ見ても活動的ですが、出不精な女性はとことん出不精ですよね。それと同じように、体を動かすことに慣れていなければ、いざというときに体をうまく動かすこともできないのです。

食べ過ぎたり、運動不足を感じたら、まずは三角ポーズから始めてみましょう。毎日少しずつでも続けて、ラクラク動けるようになるまでしっかり体をほぐしてあげることが大切です。また、食べ過ぎたと思っても、運動をすればよいのです!食事を抜いたり、落ち込むのは逆効果になったりします。美味しいものをいつまでも美味しく食べるためにも、ご自身の生活習慣を見直してみませんか?