●BBクリームとは?

そもそも、BBクリームの「BB」とは「blemish(傷、欠点、汚点) balm(香油、軟膏)」を略したもの。

もともとはピーリング跡や傷など隠す軟膏として処方されていましたが、やがてはコスメアイテムとして広く販売されるようになりました。

たった1本で、シミやニキビ跡などの肌のお悩みをキレイにしっかりカバーしつつ、化粧下地やファンデーション、美容液成分などベースメイクの複数のプロセスを1つのクリームに詰め込んだ、オールインワンの化粧品です。

BBクリーム

BBクリームの役割

・肌の凹凸やシミのカバー
・美容液成分による保湿
・ファンデーション下地
・日焼け止め
・コンシーラー

BBクリーム1本で、保湿からファンデーションまで仕上がるため、メイクの時短だけでなく、メイク道具をすっきり減らしたい方にも人気です。

フルメイクをしない休日や、近所の外出で重宝する方はもちろん、1年中BBクリームが手放せないというヘビーユーザーも少なくありません。

●より美しくなれる使い方!BBクリームのポイント

BBクリーム ポイント

気軽にささっと使えるのがBBクリームの魅力ですが、コツをおさえれば、一段と輝く美肌効果が得られますよ。

・先に保湿しておくと、クリームがなじんで美肌に

洗顔後に化粧水や乳液などでしっかり保湿をして、余分な油分をティッシュでおさえてオフしておけば、BBクリームがきれいにうすくのびて自然な仕上がりになるうえ、肌のうるおいキープ力もアップします。

・つけすぎない

カバー力に頼って、つけすぎてしまうと、逆に厚塗り感が出てしまうので、指定された分量を使うようにしましょう。

・顔の中心から外側にのばす

おでこ、鼻、ほほにクリームをのせて、顔の外側に向けて、やさしく伸ばしていきましょう。
力を入れすぎると肌に負担がかかって、ムラの原因にもなります。

・目元や口元は特にうすめに

まぶたや、口周りのほうれい線などよく動く部位は少なめに塗るようにしましょう。
厚塗りするとヨレて、時間の経過とともにしわに溜まってしまいます。

どうしてもシミやくすみが気になる部分に厚塗りをするよりは、コンシーラーを部分使いするなど、うまく使い分けるといいですね。

そんな便利なBBクリームですが、実は年代別に合ったクリームがあるのです。
これを覚えておくとBBクリームを選ぶ際に迷わずに済みますよ。

BBクリーム 使い方

10代へのおすすめ

多くのティーンは肌にも透明感があるので、カバー力はそれほど必要ありません。
リーズナブルなもの、香りがいいもの、持ち歩くと気分があがるかわいいデザインのものがたくさん出ているので楽しんでみましょう。

20代はここに注目

20代は活力があります。
しかしながらそれを理由にエイジングケアには気が回らないかもしれませんね。

お肌の曲がり角と呼ばれる25歳を過ぎてからは、隠しすぎない厚化粧でごまかさず、皮脂をしっかり吸着して時間がたつとさらっとしたナチュラルメイクの叶うカバー力のあるものを選びましょう。

30代の選び方

30代は、シミやしわなど今までとは違った肌悩みが出てきます。
そんな時に助けてくれるBBクリームは、特に肌馴染みのよいものを選びましょう。
白浮しにくく、肌悩みをさっとカバーできるパワーのあるものを選んでも良いでしょう。

ヒアルロン酸などの有効成分や美容成分が配合されているものもありますから、30代からはそのようなBBクリームを使いたいものです。

40代ではどう選ぶ?

スキンケアや下地、日焼け止めなど、オールインワンを選びたいのが40代。
乾燥から肌をいかにして守り、潤いをいかにキープするのかということを重点に置きます。

美白効果のあるBBクリームも40代にはオススメでしょう。
肌を活性化させるようなタイプのものを選ぶとなおよいです。