自粛太りの原因

自粛太りの原因は、テレワークや外出を控える事による運動不足はもちろん、生活リズムや食生活にも変化が起きていることにもあります。

ついテイクアウトやデリバリーで食事を済ませてしまったり、家にいることでメリハリがなくなっていつでも好きな時間にダラダラ食べてしまう、または身体を動かしていないのでお腹が空かず、手抜きのバランスが偏った食事になりがち、など食生活にも大きな乱れが起きやすくなります。
これらがそのまま自粛太りにも直結しているのです。

運動不足による身体の変化

日常生活を送る上で、仕事に行く、外に出かけるだけでも"歩く"という運動を自然に行っていましたが、自粛により『運動不足』になっている身体はカロリーの消費量が一気に減ってしまいます。体重増加の他に、肩こりや、腰痛、疲れ、外に出ていた事で発散されていたストレスが溜まり何故かイライラしてしまう、など、心身共に大きな変化が起きてしまっています。

食生活の見直し

自粛太り解消のために、まずは食生活の見直しをしてみましょう。
身体を動かす時間が大きく減っているため食事の量はもちろん少し減らす事をおすすめしますが、その分、栄養価の高いものを選ぶようにしてみましょう。 

例えば白米を玄米に変えるだけでも栄養価が高くなります。また玄米は噛む回数が増えるので栄養の吸収、消化もスムーズになります。そして噛む回数が増えると満腹感をすぐに感じる事ができるので、頑張って食事を減らさなくても自然に食べる量を減らす事ができます。

日常生活に取り入れられる運動をしてみましょう

運動不足になってしまっている身体は代謝が落ち、太りやすくなっています。
自粛生活の中でも取り入れられる、手軽にできる運動をしてみましょう。 
運動不足解消のためには外に出てランニングやウォーキング、またはスポーツジムで激しい運動をしなくてはいけないと思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。いきなり激しい運動をするのではなく、おだやかな動きで運動不足を解消し、日常生活の中に取り入れられるダイエット方法は沢山あります。
そしてダイエットに1番重要なのは『続けられる運動かどうか?』です。つまり習慣化できる手軽な運動こそが、ダイエットへの近道になります。

習慣化できるダイエットにオススメの運動

デスクワーク中でも、お風呂の中でも簡単に、いつでもできて代謝が上がる運動ってとても理想的ですよね。 そんな理想的な運動をご紹介します。

①両手をバンザイして手のひらを外側に向けます。

②手のひらは外側に向けたまま肘を背中で合わせるように曲げていきます。

このように、両手をバンザイして肘を曲げるという運動を、肩甲骨を意識して繰り返してみましょう。

コツが2つあります。
 背中のお肉をしっかり挟み肩甲骨を寄せる事。そして呼吸です。

バンザイする時に息を吸います。息を吸う時は胸にたくさん酸素を取り入れるように息を吸ってください。(胸式呼吸です)
そして、肘を背中で合わせるように曲げた時に息を吐き切ります。吐く時は肺の中の空気を全部吐き切るように吐く事が、運動で代謝を上げるためのポイントになります。 これらの動きを、呼吸に合わせて10回~20回ゆっくり繰り返してください。

背中の筋肉と習慣化

背中には大きな筋肉をはじめとする様々な筋肉が密集しています。肘を背中で合わせる事で肩甲骨が寄り筋肉に刺激が入ります。背中にある沢山の筋肉を刺激する事で代謝が上がり血流の流れが良くなります。全身の巡りが改善されると自然に脂肪が燃焼され自粛太りが解消されます。

また背中の筋肉を動かすと姿勢が良くなり、マスク生活で浅くなってしまった呼吸も深くなり新鮮な酸素が身体の隅々まで運ばれていきストレス発散にもなります。
デスクワークの気分転換にも、ダイエットの為にも手軽に習慣化できる簡単な運動を続けてみてください。