■デリケートゾーンとは
デリケートゾーンはまぶたよりも皮膚が薄く、常に衣類に覆われていることから通気性の悪さ、摩擦、汚れが溜まりやすい場所です。
・汗やムレによるにおい、ベタつき、汚れ
・ケア不足、衣類摩擦による乾燥、黒ずみ
・乾燥の深刻化や摩擦によるかゆみ
などに悩んでいる人が多いです。顔や体と同じように①汚れを落とす②保湿といったケアをおこなうことが大切です。
■デリケートゾーン悩みにあったアイテム選びとケア法
顔に使用するスキンケアと同じように「ソープ、石けん」「ミスト」「セラム」「クリーム」などのアイテムがありますが、デリケートゾーンは皮膚が薄く粘膜に近く敏感な場所なため、洗浄力が優しい、天然由来やオーガニック成分配合のものなどデリケートゾーン専用のケアアイテムを使うことをおすすめします。
・におい、ベタつき、汚れ
デリケートゾーンは常に衣類に覆われているため通気性が悪く、複雑な形状によって汚れが蓄積しやすいことからにおいやベタつきを感じます。おすすめのケア法は以下になります。
①デリケートゾーン専用のソープや石けんで汚れを落とす
一般的なボディソープや石けんは洗浄力の高い成分や香料などが配合されているものが多いため、同じようにデリケートゾーンを洗うと乾燥を招くなど肌にとって負担となりやすいです。
そのため、デリケートゾーン専用のソープや石けんでケアをしましょう。肌に負担の少ない成分で作られているものが多く、不要な汚れやベタつきは落とし乾燥しにくい洗い上がりとなります。
②通気性の良い下着にする
ショーツの生地によって通気性が悪く、においの原因になっていることも。綿(コットン)、シルク(絹)などの通気性の良い素材のものに変えるのもおすすめです。
③におい、ベタつきにはミストを活用する
外出時のにおい、生理中のにおい、ベタつきが気になる時はデリケートゾーン専用のミストでケアするのがおすすめです。
天然精油やオーガニック成分の香りつきのミストで気になるにおいをクリアにしたり、ペーパーにミストを含ませてデリケートゾーンをふきとるとベタつきをオフすることができます。
・乾燥、黒ずみ
デリケートゾーンは、皮膚が薄い部分なので乾燥しやすく、衣類やナプキンの摩擦によって黒ずみを感じます。おすすめのケア法は以下になります。
①デリケートゾーンはゴシゴシ洗わない
ゴシゴシ洗いは乾燥、摩擦を加速させる原因となります。
デリケートゾーン専用のソープや石けんをしっかり泡立て、泡をなじませるように優しく洗いましょう。泡が汚れを吸着するのでゴシゴシ洗う必要はありません。
②お風呂上がりにミストやセラムで保湿する
肌のスキンケアと同じように、デリケートゾーンも保湿ケアをおこないましょう。
体の水気を拭き取った後、水分量の多いミストや美容成分やオイルの含まれたセラムなどをなじませて保湿ケアをおこなったあと衣類を着用しましょう。
保湿をおこなうことで乾燥や乾燥によるかゆみを予防、肌代謝を高めることで黒ずみ対策にもなります。
③コットン素材のアイテムに変える
肌が乾燥している状態に摩擦が加わると黒ずみを招く原因となるため、ショーツや生理ナプキンなどデリケートゾーンに触れるアイテムの素材を見直しましょう。
・かゆみ
デリケートゾーンは、乾燥の深刻化、摩擦によってかゆみを感じます。おすすめのケア法は以下になります。
①お風呂上がり、朝の着替え時にミストやセラムで保湿する
水分量の多いミストや美容成分やオイルの含まれたセラムなどを活用し、朝と夜に保湿ケアをおこなったあと衣類を着用しましょう。
保湿をすることで乾燥、摩擦刺激から守り、かゆみを招きにくい状態にします。
②コットン素材のアイテムに変える
肌が乾燥している状態にナイロンや合成繊維などの素材が触れ、チクチク感やかゆみを感じることがあります。ショーツや生理ナプキンなどデリケートゾーンに触れるアイテムの素材を見直しましょう。
顔や体の保湿ケアはしているけど、デリケートゾーンのケアはしていなかったという人も多いのではないでしょうか。
悩みによってアイテムを変える、洗い方、保湿、素材選びなどを見直すだけで悩みが解消されることもあるので、ぜひ参考にしてみてください。