夏こそ大切なのがスキンケア

夏のスキンケア

「汗が出るから、化粧水はいらない」「ベタベタするからクリームを塗らない」など、夏になると、そんなスキンケアをしている方を見かけます。そのスキンケア法でお肌の状態が良く、メイクが崩れにくくなるのであれば、それはその方にとっての正解です。

しかし、多くの方が、そのスキンケア法では一向に悩みは解決されず、「夏になるとメイクが崩れる」「塗ってもすぐ剥がれてしまう」そんなお悩みを持ち続けているのではないでしょうか。

夏にメイクを長持ちさせるポイントは、実は朝のスキンケアから始まっています!特に、補水が重要です。結論からお伝えすると、朝たっぷり化粧水で補水してください。パックをするのも良い方法です。

ベタベタするのが気になる方は、さっぱりタイプの化粧水に変えるのもおすすめです。お肌が冷たくなるまで化粧水を重ね付けするだけで、かなりメイク持ちが良くなります。(容量が決まっている化粧水については、そちらを守ってくださいね)

化粧水

さらに、化粧水だけで夏のスキンケアを終わらせるのは、注意が必要です。確かに夏はサッパリしているほうが気持ち良いのですが、化粧水だけで終わらせることで、逆に乾燥を助長してしまうことがあるためです。

例えば、プールから上がって休憩していると、肌がつっぱってきますよね。肌から水分が蒸発する時に、必要な水分も一緒に奪っていくためです。それと同じ現象が、化粧水だけでスキンケアを止めた場合に起こることがあります。しかも、汗でベタつくと、つっぱり感を感じにくくなるので、本当は乾燥していることに気づかないこともあります。

また、肌の水分が足りないと、これ以上水分を逃さないようにするために皮脂が分泌され、さらにベタつきの原因となります。そのため、夏のスキンケアも、化粧水の後には多少べたついたとしても保湿をすることをおすすめします。


水分補給も肌には大切!

水分補給

夏の汗っかきさんから聞くのが、「汗をかくのがイヤだから、極力水分摂取を抑えている」という声です。これもヘルシーな肌で、綺麗なメイクを長時間持続させるためにはNGです!

水は身体に欠かせない要素で、体重の約65%が水分を占めています。そのうちの15%が皮膚に集中していて、皮膚には水を貯める貯水槽のような働きがあります。この肌表面の水分は真皮から移動してきています。その真皮の水分は毛細血管を通じて送られてきています。

もし身体に必要不可欠な水分が足らず、十分に水分が行き渡っていないと、肌にも毛細血管を通じて水分が送られにくくなり、乾燥肌や肌トラブルへと発展します。結果、メイクが崩れやすい肌となってしまいます。ですから、身体のためにも肌のためにも、汗をかく夏だからこそ水分をしっかり取ることが大切です。


長期的な視点で健康で美しい肌を育てよう

美肌

私たちの肌は水分が失われれば失われる程、パサついたり皮脂が分泌されてベタつきます。特にハイサマーは水分が失われやすい上に、皮脂のせいでメイクが崩れやすくなってしまいます。

そのため、夏でも朝からしっかりスキンケアをして、化粧水で水分を補い保湿をしたり、日中の水分補給をすることで身体の内側と外側から、ケアをすることができます。結果、夏でもメイクが崩れにくい肌を育てることができます。

短期間ですぐに変化が起こるわけではありませんが、長い目で自分の肌・身体を大切にしていくことが健康美に繋がります。そして、ハイサマーでもメイクが崩れにくい肌へと育っていきます。ぜひ夏のスキンケア法を日常に取り入れてみてくださいね。