ダイエットは積み重ね
ダイエット=激しい運動や食事制限をしなくてはいけない!と思いがちですが、実はそんなことはないんです。身体についてしまった脂肪は一瞬でついてしまったわけではなく毎日の食生活の積み重ねでついてしまうものです。
ダイエットしたい!痩せたいと、一気に食事を減らしてしまったり、いきなり激しい運動をしてしまっては、身体に大きな負担がかかってしまいます。また、急激なダイエットは『リバウンド』の原因になってしまうので、積み重ねで溜まった脂肪は積み重ねで変えていくと、リバウンドせずに脂肪を燃焼し続ける事ができる身体になっていくんです。
脂肪燃焼スイッチをONにする
今回ご紹介するエクササイズは、脂肪燃焼スイッチをONにする『内腿』のエクササイズになります。内腿を触ってみると冷えているのがわかると思いますが、そうなんです!内腿はとても冷えているんです。
内腿はとても筋肉がつきにくい場所になります。筋肉は脂肪燃焼をしてくれる他にポンプの役割もしてくれるので、老廃物も流してくれます。したがって、内腿に筋肉をつける事により、筋肉による脂肪燃焼、そしてリンパや血液の流れもスムーズになり、冷えも改善されていきます。
内腿の筋肉をつけるメリット
内腿に筋肉をつける事のメリットはとてもたくさんあります。脂肪燃焼スイッチがONになるのはもちろんですが、内腿の筋肉がついてくると脚痩せや骨盤の歪みの改善、そして骨盤周辺の血流が良くなり、骨盤内の臓器の血流も同時に改善され、身体の内側からデトックスされるようになります。
簡単内腿エクササイズ
①座って足の裏どうしを合わせましょう。
②息を吐きながら上半身を前に倒します。そのままゆっくり大きな深呼吸を3回。
③上半身を筒のように立て、手は足のもてるところを持ちます。
④息を吐きながら、右の内腿を右の肘に近づけるようにゆっくり上げます。
息を吸いながらゆっくり下ろします。呼吸に合わせて5回から10回ほど繰り返します。
⑤続いて、左もやってみましょう!息を吐きながら左の内腿を左の肘に近づけるようにゆっくり上げます。息を吸いながらゆっくり下ろします。呼吸に合わせて5回から10回ほど繰り返します。
⑥次は、両脚同時に行います。息を吐きながら両方の内腿をゆっくり上げます。肘にしっかり近づけて、上半身が丸まらないように筒状態を保ったまま。息を吸いながらゆっくり下ろします。呼吸に合わせて5回から10回繰り返します。
ポイントは、上半身を丸めないで筒状を保ったまま行うということ、ゆっくり呼吸に合わせること、そうすることで柔らかい弾力のある内腿に、脂肪燃焼スイッチがONになる筋肉がついていきます。
水分補給を忘れずに
エクササイズをした後の身体は、血液の流れやリンパの流れが良い状態になり、老廃物がどんどん出てきますので、デトックスのチャンスです。エクササイズを行う前、行っている最中、エクササイズ後に水分をたっぷり摂ることで体内の老廃物を素早く体外へ出す事ができるのです。また、水分は代謝を高めるのにも必要ですので、日頃から水分補給を行って、流れの良い身体作りをしてください。
習慣化するために
お風呂に入ったり、歯を磨いたりと、日常生活で当たり前に行なっている行動は沢山あると思います。それは、習慣化されることで無意識に行えることができるのです。
エクササイズを習慣化する為には、ツラい、キツいと感じるものは、なかなか習慣化されません。今回紹介したエクササイズも『ツライ』と思う回数ではなく、今日はこのくらいでいいかな?やっていて何となく気分がいいな!と思える回数から始めてみてください。『やっていてなんだか気分がいいな』と思うことが習慣化のコツですし、脂肪燃焼への近道になります。