黄金期とは生理から2週間

人の身体はホルモンによって大きく左右されます。
特に女性は、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンによって痩せやすさも異なります。生理が一定の周期で来ている場合は、ホルモンバランスが安定しているため生理後はより痩せやすい期間といえるでしょう。

生理から排卵日まではエストロゲンというホルモンが増えてきます。エストロゲンには代謝をよくする効果があり、少しの運動でも脂肪を燃焼しやすくなるといわれています。
また、食欲を抑える効果があり、食べすぎを我慢しやすいでしょう。

反対に、プロゲステロンというホルモンが増えている間は、妊娠に備えて栄養や水分を蓄えようとするため、ダイエットに向いていません。 プロゲステロンは排卵期から生理前までに多くなるため、生理前には体重が落ちにくくなります。

ダイエットするなら生理後1週間がベスト

ダイエットをするなら生理後1週間がベストです。

1日目から7日目までは生理真っ最中の方が多いでしょう。生理中は個人差がありますが、貧血気味になりやすかったり、痛みが強かったりと過ごしづらい時期です。1日目～7日目は体力を温存し、体調を整えるようにしてください。

10日目から14日目はエストロゲンの量が高まり、ダイエットの効果が高く表れる期間です。体調も整ってくるので、適度な運動と食事をこころがけましょう。
食事の制限をすると一時的に体重は落ちますが食事制限をやめると元に戻ってしまいます。 この時期に運動を行い、基礎代謝の高い身体を作っておくことで黄金期以外もリバウンドしにくくなります。

排卵期や生理前はプロゲステロンが増加するためダイエットには向いていません。 体重が増えなければ良し、くらいに考えておきましょう。

1週間だから続けられる

ダイエットとして痩せやすい期間が1週間限定なので、続けやすいという点も魅力です。 実は生理の前からできるポイントがあります。 それは生理前に豆乳や豆腐など、イソフラボンを摂取しておくことです。イソフラボンはエストロゲンを増加させる作用と脂肪を燃焼させる作用があります。

イソフラボンによってエストロゲンを増やすことで生理期間にも太りにくくなります。生理中に太ってしまうと、生理後に痩せても元に戻るだけになってしまいますから、生理前から調整しておくとダイエットを実感しやすいでしょう。ただし、イソフラボンの取りすぎは健康を害するともいわれていますので1日30～40㎎程度にしましょう。

生理後は炭水化物を避けたメニューをとったり、工夫をすることでがくんと体重を落とすことができます。運動もかねてダイエットを行うことで健康的な痩せ方ができるのです。是非あなたも生理後の黄金期を狙ってダイエットを成功させましょう。