朝バナナダイエットのやり方
朝バナナダイエットの基本的なやり方は「朝ごはんを1~2本のバナナに置き換える」だけ。
1本が理想的ですが、お腹が空いてしまうという人は2本までなら良しとされています。
成人1日の必要エネルギー量は1800kcal程度であり、1食あたり600kcal。
バナナは1本あたり90kcal弱のため、2本食べても通常の朝ごはんより400kcal程度減少させることができます。
朝バナナダイエットには実は大きなポイントが。飲み物は「常温の水」にしましょう。
冷たい水は胃腸の働きを低下させてしまうため、せっかくのバナナの効果が薄れてしまうのだそう。
バナナの栄養
実はバナナには上記の画像のように、たくさんの栄養素が含まれています。
食物繊維はレタス100gとバナナ100gで同じ。レタス100gは結構たくさん食べなくてはいけませんが、バナナ100gは簡単に食べられますね。
たくさんの食物繊維によってお通じが改善され、胃腸が綺麗になることで働きもアップし、基礎代謝の向上も期待できます。
また、胃腸の働きが良くなるとむくみや冷えが改善されることもあり、痩せて見えるかもしれません。
朝バナナダイエットの注意点
バナナは低カロリーで食べやすく、朝バナナダイエットを行うと同時に間食をバナナに置き換えたり、1日1食ではなく2食、3食と置き換えてしまうのはNGです。
上記でご紹介したように、バナナは栄養価が高く、カリウムという栄養も多く含んでいます。
バナナを食べ過ぎると「高カリウム血症」という病態になってしまう可能性が。
朝バナナダイエットを行う時は、バナナは1日2本程度にしましょう。また、カリウムが多く含まれている食品を取りすぎることもNGです。
また、適度な運動をする、お菓子を控える、昼ごはんや夜ごはんでの暴飲暴食をしないなど、ダイエットをするうえで基本的なことはもちろん守りましょう。
ダイエットによって体重が減るのは、摂取カロリーよりも消費カロリーが増えるから。
運動不足によって消費カロリーが少なくなったり、間食によって摂取カロリーが増えてしまうと体重は減りませんので注意しましょう。
バナナに飽きてしまったら
朝バナナダイエットは1週間で効果が出始めるとされていますが、続けないとリバウンドしてしまいます。
ですが、長期間同じものを毎日食べ続けるのはなかなか難しいですよね。
バナナジュースにしてみる
バナナをミキサーにかけてジュースにしてみましょう。
水分を足すためには、カロリーが増えない水が一番ですが、豆乳や少量の牛乳であれば少し効果は下がってしまいますが問題ないでしょう。
あまり冷たくしないように気をつけてくださいね。
また、コンビニやスーパーで売っているバナナジュースは糖分がたくさん加えられており、添加物が含まれていることがあるので朝バナナダイエットでは避けましょう。
焼きバナナにする
アルミホイルの上に輪切りにしたバナナを並べ、トースターで焼いても美味しいんだとか。
暖かくするとハチミツや砂糖をかけてしまいたくなる方が多いようですが、ダイエットのためには糖分は増やさないようにしましょう。
冷凍バナナにする
焼きバナナとは反対に、冷凍バナナにしてみてはいかがでしょうか。
冷凍庫に入れるとバナナの熟成は止まるので、先にお好みの程度にバナナを成熟させてから冷凍してくださいね。
固まらせることでアイスのようになって食べやすくなるんだとか。
冷たくて胃腸が冷えてしまうので、白湯を飲むなど胃腸を冷やさない対処をすることがポイントです。
ヨーグルトと混ぜる
ヨーグルトにバナナを入れて混ぜて食べるのも〇。
ヨーグルト分の脂肪やカロリーが増えますので、あまりたくさんのヨーグルトにはしないのがコツ。
砂糖の含まれていないヨーグルトにするとより安心ですね。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が胃腸を整えるほか、タンパク質を摂取することで栄養バランスも良くなります。
朝バナナダイエットは長期間続けて少しずつ体重を減らしていくダイエットです。
価格も安く、手軽に始めることができますので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。