日焼け＝やけど？

日焼けは、肌が日に焼けることで軽い炎症を起こしている状態のことを言います。これは紫外線によって肌がやけどを起こしている状態なのです。日焼けした肌は、皮膚が熱を持った状態になってしまうため、肌の水分がどんどん蒸発していってしまいます。

そのため、日焼け後は、患部を冷やして肌のほてりを鎮めることで、炎症の悪化を抑えることが大切となります。また、ほてりが落ち着いた後に、しっかりとスキンケアをしないと肌に水分がなくなって乾燥肌になってしまうこともあるため、保湿をしっかりと行うことが重要です。

まずは冷却して“ほてり”を抑える！

日焼けをした肌にはアフターケアを早急に行うことが肝心です。まず始めにするべきケアは、日焼けによって熱を持ってしまっている肌を冷却するということです。まずは熱を逃がして、肌のほてりを落ち着かせることを最優先とするのが良いでしょう。

直接顔に水をかけても熱を下げるのも良いですが、顔や広い範囲を日焼けしているときは、水に濡らしたタオルを患部に当てて、まんべんなく冷やすのがおすすめです。

保冷剤などを使うのも効果的ですが、肌に直接つけるのはNGです！こちらもタオルなどに包んで使用しましょう。全身日焼けをした場合は、手っ取り早く冷たいシャワーなどを浴びるのも効果的です。

保湿をしっかりと！

肌を冷やした後は、保湿をしっかりと行いましょう。日焼け後の肌は、水分が失われて乾燥しやすい状態となっています。刺激を与えないように、敏感肌用の化粧水など低刺激のものを使って、保湿を行うのがおすすめです。また、化粧水を塗るときはコットンを使うと繊維で肌を傷つける心配もあるので、手で優しくつけるようにしましょう。

勢いよくパッティングしたり、少ない量のクリームを塗るのは、かえって肌に刺激を与えることになるため気をつけたいですね。肌に負担をかけないよう、優しく触れるように、たっぷりと保湿を行いましょう。

外を出歩いていると日焼けはつきものです。日焼け止めをしっかり塗ることも大切ですが、ついつい怠りがちなアフターケアをしっかり行うことで健康な肌を保ちましょう。