ポイント(1)定期的な歯のメンテナンス
歯周病にならないためには、歯を清潔に保つことです。毎日の歯磨きをきちんとしているから大丈夫だと思う人もいるかもしれませんが、ブラッシングだけで完全に歯垢(プラーク)を除去することはできません。
実は、自宅でのブラッシングでは丁寧に磨いたとしても、たったの5割程度しかプラークを除去できないといわれています。
やがて歯石へと変わっていき、プラークが更に溜まる環境になります。
この溜まった歯垢や歯石が歯周病の原因なので、歯科医院に定期的に通院し歯石やプラークを取り除いてもらうことが歯周病予防のポイントになります。
ポイント(2)歯石ができてしまったらスケーリング
歯磨きをきちんと行なっていたつもりでも、気がつけば歯石ができてしまっていたということも少なくないでしょう。
そんな時は、スケーリングが効果的です。
これは歯科医院で受けるクリーニングの1つで、主に歯に付着した歯石を取り除くことですが、スケーラーという器具を一般的に使うことからこのように呼ばれています。
個人によって定期的に通う頻度は異なりますが、一般的に、1ヶ月〜3ヶ月に1回、スケーリングを受けると良いとされています。
ポイント(3)歯周病予防効果のある歯磨き粉 や洗口液を使う
歯磨きを丁寧に行うこと以外にも、
日常でできるケアはあります。最も代表的なのは歯周病予防の効果のある歯磨き粉を使うことです。
様々なものが販売されていますが、できれば歯科医院専売のものを購入すると効果が期待できるでしょう。
しかし、一般的な歯磨き粉よりも値段が高いことが多いです。
他には、歯間ブラシやフロスを使って、歯と歯の間のプラークをしっかりと除去することも歯周病予防においてとても大切です。
歯ブラシに加えて歯間ブラシやフロスをしっかりと使うことで口の中の80%のプラークを取り除くことができるといわれています。
残りの20%は歯科医院での定期的なメインテナンスでしっかりと落として下さいね 。