ヨーグルトとは?
ヨーグルトは、牛乳などの乳を原料にし、それらに乳酸菌や酵母を加えて発酵して作られる食品のことです。厳密な国際食品規格では、中でも「ブルガリア菌」や「サーモフィラス菌」が多く存在する乳酸発酵品を「ヨーグルト」と定義しています。 日本国内ではそこまで厳格な定義はなく、「発酵乳」という定義で、各メーカーや種類によって様々な乳酸菌類を含むヨーグルト製品が流通しています。
腸活をサポートしてくれる!
ヨーグルトには、腸内に存在する善玉菌や悪玉菌などのバランスや腸内フローラを整えて、腸を健康な状態に保つ働きが期待されています。これは食事を通して摂取した栄養素の消化・吸収力アップにもつながります。また、腸内環境を整えることは、便通の改善や体の免疫力アップにもつながります。
美腸は美肌のもと!
腸内環境を整えることは便秘の改善や、栄養素の吸収率アップだけではなく、実は美肌作りにもつながるんです!。腸内の温度は人間の体温とほぼ同じくらいといわれています。人肌くらいの暖かい場所に、本来「便」として排出される食べ物のカスなどがたまり続けていると…あまり良い環境ではありませんよね?(室内に置き換えると、食材が腐って悪臭や有毒ガスが発生している状況です)
肌トラブルのお悩みで多い「吹き出物」は、栄養不足や睡眠不足なども原因として考えられますが、実はこのような腸内環境の乱れも深くかかわっています。
腸内環境を整え「健やかで巡りの良い体」をキープすることは、腸活だけでなく美肌作りや免疫力アップにもつながる、いわば「美容と健康の基盤」とも言えます。
タイプ別おすすめヨーグルト
【1】忙しい朝食時にぴったり!
小分けタイプのヨーグルトは、忙しい朝でも手軽に食べることができます。アロエやブルーベリーなど甘すぎないテイストが筆者のお気に入り。プレーンタイプにお好みのジャムやフルーツコンポート、はちみつなどを加えてカスタマイズするのもおすすめです!
【2】外出先でもささっと!
飲料タイプのヨーグルトなら外出先でも手軽に摂ることができます。朝食でヨーグルトを食べられなかった日や、空腹時のおやつ代わりにおすすめです。写真のような果肉入りタイプなら飲みごたえもあり満足感も得られやすいですよ。 ブルーベリーには、食物繊維やビタミン類の他、細胞老化を防ぐ抗酸化力の高い「アントシアニン」が豊富に含まれているため、エイジングケアにも腸活にもおすすめです。目の健康維持にも◎
【3】美肌作りを重視したい時に!
こちらは機能性表示食品の乳飲料。お肌の弾力やうるおい作りに欠かせないコラーゲンペプチドなどの美肌成分が配合されているため、冬の乾燥肌対策にはもちろん、年中気になる紫外線ダメージからお肌を保護する働きが期待されている、飲むタイプのスキンケアヨーグルトです。ごほうび感覚で摂りたいですね。
ヨーグルトの食べ方アイデア
ヨーグルトはそのまま食べたり飲んだりはもちろん、下記のような取り入れ方もおすすめです!
・オリーブオイルと混ぜ合わせてヘルシードレッシングに。
(お好みでフルーツビネガーや塩ひとつまみを加えてもおいしいですよ!)
・一口サイズに切ったカステラや季節のフルーツとグラスに交互に盛り付けてヘルシーデザートに。
(ヨーグルトを水切りしてから使うとクリームっぽくなります。ギリシャヨーグルトを使えば楽ちん!)
・ゆるく凍らせてかき混ぜて食べれば、フローズンヨーグルトに。
(アイスクリームよりヘルシーなのにおいしくて満足感も高いので、ダイエット中にもおすすめ!)
・ディルやタイムなどのハーブを細かく刻み、つぶしたゆで卵、オリーブオイル、ヨーグルト、はちみつ、塩、黒こしょうなどと和えればヘルシーなタルタルソース風に。
(魚のグリルやフライに添えるとおいしいです。スライスしたバゲットにのせればカナッペに!)
豆乳ヨーグルトって知ってる?
ヨーグルトを食べたいけれど、乳アレルギーで……という方は、市販の「豆乳ヨーグルト」などで代用できます。栄養素は一部異なりますが、一般的なヨーグルトに近い風味を十分に楽しめます。
豆乳ヨーグルトは食物繊維やたんぱく質が豊富で、普通のヨーグルトと比べると低糖質・低カロリーな物が多いため、ダイエット中でカロリーを抑えたい方にも人気の植物性ヨーグルトです。
昨今は様々な種類の乳製品があるので、是非ご自身の体質や好みのテイストにあったものを探して、美容と健康のためにも気軽に楽しんでみて下さいね!