●インナーケアはなぜ必要?

美白美容液などスキンケアでの美肌ケアはもちろん必須ですが、肌の外側からのケアには限界があります。
特に紫外線ダメージによるメラニン色素の沈着が原因でできる「シミ」「そばかす」は、一度できてしまうと消すのが難しいもの。
化粧品類で表面的に薄くすることはできても、根源から消したり防ぐことは難しいとされています。

そこで、日々の食事によるインナーケアが大切になってきます。
抗酸化力の高い美容食材を摂ることで、メラニン色素の沈着を事前にある程度防いだり、肌細胞のコラーゲン生成をサポートするなど美肌作り・エイジングケアを細胞レベルからサポートできると期待されています。

●「赤い食材」に要注目!

赤い食材

一般的に赤い色合いの食材には、細胞老化を促進する原因となる「活性酸素」の働きを抑える「抗酸化力」が高い成分が豊富に含まれています。

食材にもともと備わっている色素成分の力だと考えられています。

●身近な赤い食材とは?

入手しやすいおすすめの赤い食材には、トマト・パプリカ・サーモン・イクラなどがあります。

これらは一般的なスーパーで年中手に入りやすい食材です。

初夏~夏にかけて旬のサクランボやスイカもこれからの時期におすすめです!

やや手に入りにくい地域もあるかもしれませんが、ザクロやクコの実(ゴジベリー)などもスーパーフードとして注目されるほど人気の美容食材です。

アレルギーの有無や嗜好にもよりますが、ご自身が普段の食事に取り入れやすい美容食材をいくつか常備しておくのことがおすすめです!

我が家は年中手に入りやすいトマト・赤パプリカ・サーモンは定期的に購入しています。クコの実は乾燥タイプを常備しています。

クコの実の取り入れ方は以前のコラムでもご紹介しているので是非ご覧になってくださいね!(※可能ならリンク貼り付けお願いします)

●エイジングケアにおすすめの色素成分①「リコピン」

エイジングケア リコピン

リコピンとは、トマトやスイカなどに含まれる抗酸化力の高い色素成分です。

油脂類との相性が良く、一緒に摂ることで体への吸収率が高まると期待されています。

<身近な美容食材「トマト」の賢い食べ方>

・乱切りにしたトマトとアボカドをあわせてサラダに!

アボカドには良質な脂質が豊富です。もちろんお好みでEXVオリーブオイルを加えてもOK!

・スライスしたトマトに香り高いEXVオリーブオイルを回しかけるイタリアンメニューのカプレーゼ(バジル・モッツァレラチーズ・トマトのサラダ)は、エイジングケアのためにおすすめの一品です。

●エイジングケアにおすすめの色素成分②「アスタキサンチン」

アスタキサンチン

アスタキサンチンは、サーモン、イクラ、エビなどに豊富な色素成分です。

抗酸化力が高く、美容化粧品にもその成分が活用されるほど注目が集まっています。

スモークサーモンやイクラ、甘エビなどはそのままでも食べることができるので忙しいときほど常備しておくと重宝します。

サラダ野菜などと合わせればおしゃれなカフェ風サラダに!

他にも赤・黄・橙など暖色系の食材には、肌細胞や粘膜を乾燥から守り強くする「β-カロテン」などが含まれています。

西洋かぼちゃや黄色パプリカ、人参などに特に豊富ですので、赤い食材と一緒に積極的に取り入れると良いでしょう。

意外と身近にある赤い美容食材を上手に取り入れ、体の内側から紫外線ケア・エイジングケアを叶えたいですね!