●甘夏の旬っていつ?


甘夏は春先から梅雨入りする6月頃までおいしく味わえる柑橘類の1つです。まさに環境の変化が起きやすい4月から新生活でのストレスケアが必要な5月が旬ど真ん中のフルーツなんです!


●甘夏の味わい、特徴とは?

柑橘類は実に様々な種類がありますが、甘夏は一般的なみかんやオレンジに比べると、一つの果実が大きくて、ずっしりとしています。酸味はあまり強くなく、小さなお子様にもおすすめ!自然な甘さとジューシーさが人気の柑橘類です。食べ方は、薄皮をむき、種を除いていただきましょう。


●甘夏だけじゃない!柑橘類の注目すべき栄養


甘夏に限らず、グレープフルーツやオレンジ、レモンなどの柑橘類は、全般的にビタミンCを豊富に含んでいます。また、皮部分に多く含まれるさわやかな香り成分には、高いリフレッシュ効果も期待されていて、柑橘類の香りはアロマとしても人気ですよね。


●ストレスケアにおすすめな理由

柑橘類の酸味成分は「クエン酸」です。クエン酸は、疲労物質「乳酸」の代謝をサポートすることで、疲労回復効果やストレスケアの働きが期待されています。クエン酸は、柑橘類以外にも梅干しなどにも含まれていますのでお疲れ気味の方は意識して摂取したいですね。


●春の紫外線ケアにもおすすめ!

柑橘類はビタミンCが豊富なため、紫外線が強まる春~夏の美肌作りをサポートする栄養としても欠かせません!特にメラニン色素の沈着を防いで、シミやそばかすを予防する働きが期待されています。

ビタミンCは、他にも肌のコラーゲン生成に関わったり、細胞老化を防ぐ「抗酸化力」も高く、エイジングケアにも欠かせない栄養素です。しかしビタミンCは、残念ながら体内にストックすることができない栄養素のため、毎日意識して食事に取り入れることが大切なんです!


●甘夏のシーン別取り入れ方アイデア


体内にストックできないビタミンCだからこそ、毎日工夫して取り入れたいものです。それでは最後に、筆者がお気に入りの「甘夏の楽しみ方アイデア」を食事シーン別にご紹介します!

【朝食シーン】

・そのまま朝のフルーツとして生食

・小さくちぎってヨーグルトにトッピングしても◎

【昼食シーン】

・モッツァレラチーズやキュウリなどと合わせて冷製パスタの具材に!

・ミニトマトなどと一緒に小さくカットしてサラダにトッピングもおすすめ。

【おやつシーン】

・ゼラチン液で固めてひんやりゼリーに!夏バテ対策にもなります。

・小さくちぎってはちみつ漬けに!クローブなどのスパイスも加えると◎

・砂糖で煮詰めてコンポートにしてもOK!

【夕食シーン】

・昼食同様、サラダやパスタに合わせて!

・青菜やキュウリなどと一緒にサッパリヨーグルト和えに!

・炭酸水に浮かべてノンアルカクテル風のドリンクに!

・ワインに加えて即席サングリア風のドリンク!シナモンなどを加えると◎

いかがでしたか?ジューシーでおいしいだけではなく、女性の美容にも嬉しく食卓に楽しみをプラスしてくれる、旬の果物「甘夏」はインナーケア食材としてもおすすめです。是非積極的に食卓に取り入れ、体の内側からキレイを磨きましょう!