ハンドクリームの適切な使用量とタイミング

ハンドクリームは、多すぎても少なすぎても十分な効果を発揮できません。
手の潤いを保つためには、まずは適量と塗るタイミングを守ることが大切と言われています。

チューブタイプのハンドクリームは、3~4センチが適量と言われています。
手の甲に乗せたときにそのくらいの量を意識してみましょう。

缶タイプの場合は、1~2センチが目安となります。
堅めで少しオイリーな使用感のものが多いため、べたつきが気になるようであれば、量を少しずつ調節するのがおすすめです。

また、ハンドクリームを塗るタイミングとしては、乾燥を感じたときにこまめに塗るのも良いのですが、手洗い後・就寝前・水仕事後を意識しましょう。
手が乾燥するタイミングと、手を使わないタイミングで使用するのが良いんだとか。

ハンドクリーム 使い方

乾燥しやすい指先から塗っていく

ハンドクリームを塗るとベタついてしまう…という人は、まずは乾燥しやすい指先からハンドクリームを塗っていくという方法があります。

乾燥しやすい指先にクリームを置いてから、全体に伸ばしていくと、ベタつかずに塗れると言われています。
実はネイルサロンでも同じような方法でハンドクリームを塗っているのだそうです。

まずは化粧水をつけてから

また、化粧水をつけてからハンドクリームを塗るという方法もおすすめです。
手を洗った後は水分をしっかり切って、まんべんなく化粧水をつけます。
その後、ハンドクリームを塗ると、潤いに満ちた指先に近づくと言われています。

化粧水を使う場合は、ハンドクリームはそんなに高価なものでなくても、効果が期待できるんだとか。
水仕事の多い家事をしている主婦さんなら、水のある場所に化粧水とハンドクリームを置いておき、すぐに塗れるようにしておくのも良いでしょう。

ハンドケアに使う化粧水やハンドクリームはチープなもので構いませんが、化粧水をつけてからハンドクリームを塗るというダブルの方法なら効果を感じることができると言われていますので、ぜひお試しください。

温めてから塗りましょう

手のひらもクリームも、どちらも温めてから塗るようにするのも効果的と言われています。

ハンドクリームは、手の甲にとって馴染ませることで人肌に温めます。
また、手のひらは先に両手を擦り合わせて温めておきます。
そうするとハンドクリームがスムーズに手のひら全体に行き渡り、みずみずしく潤いを感じることができます。

ハンドクリーム 温める

アルコール消毒の後は

アルコール消毒の後にハンドクリームを塗ることに問題はないとされています。

ただし、アルコール消毒をする前にハンドクリームを手に塗ってしまうと、アルコールが手の菌に行き渡るのを妨げてしまい消毒の効果が薄れてしまう可能性があるんだとか。
アルコールは乾いた素の手に使うのが効果的なようですね。

ハンドクリームはアルコール消毒の「後」に、アルコールが乾いてから使いましょう。
手洗いやアルコール消毒のタイミングが増えている今、手荒れも増えてしまいます。

ひびやあかぎれなど手肌が荒れてしまっていると石鹸やアルコール消毒液が沁みて炎症を起こしてしまうかも。
手荒れを防ぐためにも、こまめにハンドクリームを使用しましょう。

塗り方と塗るタイミングを抑えることで、乾燥しらずのみずみずしい手を目指してみませんか?