その顔の歪み、日頃の生活習慣が原因かも!?
鏡や写真を見て、顔の歪みが気になったことはありませんか?フェイスラインが左右非対称という場合や、片方だけ深いシワがあるタイプなど、偏り方はさまざまです。
顔の歪みがあると、老け見えする、顔が大きく見えるといった、見た目にもネガティブな影響が。場合によっては肩や腰が凝りやすいなど、体の不調を抱えることも。
顔が左右非対称なのは、実は生活習慣が原因かもしれません。例えば食べ物を噛むとき、左右どちらかに偏りがありませんか?これが癖になっていると、顔の左右の筋肉に差が出ます。その結果、片方だけ口角が上がり、ほうれい線が濃く出るなど、顔の歪みとして現れるのです。
また、顔の筋肉に歪みがあると、それを支えている首や肩、腰、下半身…と、さまざまな箇所に影響を及ぼします。凝りや痛みとして出てくることが多く、体の不調にもつながるのです。
何気ない習慣には気づきにくいので、直しにくい面があります。悪い癖の積み重ねが顔の歪みにつながっているなら、すぐに見直したいところ。
左右に偏りのある生活習慣がないかどうかチェックしてみて。
簡単!顔の歪みチェック
まずはセルフチェックで、顔の歪みがないか確かめてみましょう。
鏡の前で顔に人差し指を当ててみよう
人差し指が床と水平になるようにして当てましょう。
・両目尻に指を当てる
・両方の頬骨に指を当てる
・両方の小鼻横に指を当てる
・両方の口角に指を当てる(笑ったときもチェック)
・両耳の下に指を当てる
この5項目で、左右の高さが同じかどうかをチェックして。どちらかが高い箇所があれば、偏りがあります。
写真を撮ってチェック
鏡だとわかりにくい場合は、スマホで自撮りしてチェックしてもOK。
・両目の大きさが違う
・目の影が左右で違う
・頬骨の高さが違う
・口角の高さが違う(笑ったときもチェック)
・ほうれい線の深さが左右で違う
・鼻の中心が顎の中心とズレている
写真にまっすぐな線を引くなどすると、よりわかりやすいですよ。
顔の歪みにつながる生活習慣と改善法
何気ない習慣には気づきにくく、直すのも意外と大変ですよね。まずは自分の悪い癖を把握し、意識して気をつけるとことから始めましょう。
・食べ物を片側で噛む
片側で噛んでいると、噛む側の筋肉が緊張して張り、反対側が緩みます。そうすると、噛まない側の口角が上がり、ほうれい線もできやすくなります。無表情だと気にならなくても、笑うと歪んで見えることも。目の位置が下がることもあります。
食べ物を口に入れた際、どちら側に食べ物を移動させているかを確かめてみて。そちら側で噛み続けている可能性が高いです。
左右の歯で均等に咀嚼するように意識しましょう。
・頬杖をつく
頬杖をつくと、顎に頭の重さがかかり、負担に。また、手のひらで支えようとするため、姿勢も悪くなってしまいます。左右のバランスが崩れ、眉の高さや目の高さなど、顔の歪みにつながるのです。
また、顎の位置がズレてしまう原因にもなるので、頭痛や肩こりの原因にも。頬杖をつく癖がある方は注意です。机に鏡を置いたり、頬杖をつく手で何かを持ったりすると、頬杖の予防にもなりますよ。
・寝る体勢が左右どちらか
うつ伏せや横向きで寝る習慣があると、顔の歪みにも影響します。重力で下にしている方に下がり、顔のむくみや左右非対称の原因になってしまうのです。また、枕やシーツでシワが癖づくことも。血行不良になり、骨盤の歪みにもつながりかねません。
できれば仰向けで寝るように意識しましょう。ソファなど狭い場所でのうたた寝に気をつけ、寝返りしやすい布団や枕を選ぶようにしてみて。
ただし、気にしすぎると良質な睡眠の妨げになるので、神経質になりすぎない範囲で実践して。
・バッグを片側で持つ
重たいバッグを左右どちらかで持つと、体を支えるために反対側の肩が上がり、頭も傾きます。体や顔の筋肉バランスが崩れ、歪んでしまうことも。
左右交互に持ったり、リュックサックを使ったりするのがオススメです。
・足組み
足を組むと骨盤が歪み、腰痛の原因にもなります。その状態が続くことで、歪みが上へと進み、頭も傾いてしまうのです。その結果顎の位置がズレ、顔も歪んでしまいます。
両足を床につけるようにして、左右のお尻に均等に体重を乗せるよう意識すると、足を組まなくても楽に感じるケースも。
無意識の生活習慣を見直して、顔の歪みを解消しよう
年齢を重ねるごとに、生活習慣の積み重ねも外に現れてしまいます。以前と比べて顔の歪みが気になる方は、悪い習慣がないかを見直してみましょう。
自宅で長時間使う机の近くに鏡を置くなどすると、つい悪い習慣が出ているのにも気づきやすくなります。また、定期的に自撮り写真でチェックするのもオススメ。左右反転させた写真と比較するとわかりやすいですよ。
気になる顔の歪みは、体の不調としても出ているかもしれません。左右どちらかに偏りのある癖をストップし、本来の健康的な美しさを取り戻しましょう。