ほうれい線のケア方法って?

ほうれい線対策として、美容外科ではヒアルロン酸の注入、レーザー照射、たるんでいる皮膚を本来の位置に戻す糸リフトなどの外的治療はあります。

しかし、そのような治療は怖いと思う方、病院に行く時間がそもそも取れない方もいるかと思います。

そこで、手軽にどこでも始められる「毎日3分ほうれい線解消トレーニング」を紹介します。

まずは3分だけ!マスクの下でほうれい線トレーニング

まずは3分だけ!マスクの下でほうれい線トレーニング

ほうれい線撃退になる簡単トレーニング

1.口を「い」の形にして、そこから口角を引き上げます。その状態で5秒キープし、ゆっくりと戻しましょう。

2.上下の歯が当たらない程度に口を閉じ、舌は上前歯の裏に当てます。その状態で、意識して口周りの筋肉に力を入れながら唇をグッと突き出して5秒キープし、ゆっくりと戻しましょう。

3.口の中から舌でほうれい線をなぞっていき、時計回りに10周しましょう。

マスクをしていても手軽にできます。

舌をぐるぐる回して底上げ

短時間でできる方法として、舌をぐるぐる回すというトレーニングがあります。

口を閉じて唇と歯の間を沿うように舌を回すだけでOK。

舌の先でほうれい線が出る部分を押し出すので、シワができているところを底から押し上げるような効果を得られます。途中、2時や10時の位置(口角の斜め上あたり)を舌先で数秒押し続けると、血流がよくなります。

このトレーニングと一緒に眼球も回すように意識すると、口元や目元のシワを改善できるようになります。また、唾液の分泌も促されるので、口内の環境改善にもつながります。

舌を伸ばすトレーニング

舌を伸ばすトレーニング

舌を思い切り伸ばして外に出し、弧を描くように左右に振るトレーニングです。このとき、顔を反るようにして首を伸ばします。舌の根元は顎の筋肉につながっており、フェイスラインをすっきりさせる効果があります。

口を「い・う」の形にするトレーニング

1.「い」の口の形作ります。このとき、上の歯を見せるように口角を引き上げます。

2.ゆっくりと唇を突き出して「う」の形に変えます。

こちらも5回ほど繰り返して1セットとします。1日2セットできるのが理想です。

口を「お・う」の形にするトレーニング

1.「お」の口の形を作ります。このとき上唇で前歯を包むように鼻の下を伸ばします。

2.ゆっくりと唇を突き出して「う」の形に変えます。

これを5回ほど繰り返して1セットとします。アプローチしている口周りの筋肉を意識してゆっくりと、こちらも1日2セットが理想です。

側頭部のコリを刺激する

ストレスを感じやすい人は食いしばりが多い傾向にあり、側頭部の筋肉がこりやすくなります。側頭部のコリはほうれい線の原因のひとつ。

5本の指を使って側頭部を優しくほぐすようにマッサージすることで、ほうれい線のみならず下がった口角などに効果が現れます。筋肉のマッサージが効かないようならマウスピースを使用することもお勧めします。

ほうれい線ができる主な原因

ほうれい線ができる主な原因

人間は年齢を重ねると、徐々に筋肉が衰える傾向にあります。それは表情筋も例外ではありません。表情筋とは、目や口、鼻などを動かす筋肉のことで、これが衰えると皮膚がたるみ、ほうれい線がより深くなってしまいます。

表情筋は、全身の姿勢にも関連性があります。肩が内側へ巻き込んで猫背になっていたり、首が前に出るような悪い姿勢でいたりすると、体の前方の筋肉が使われなくなって表情筋が下に引っ張られます。その結果、ほうれい線が目立ってしまうのです。

また、紫外線や肌の乾燥もほうれい線に大きく影響します。紫外線をたくさん浴びたり、食生活が乱れたりすると、肌が乾燥しやすくなってハリや弾力が減少してしまいます。紫外線を浴びた肌は、表面のバリア機能が衰えます。

こうなると肌は無防備な状態になってしまい、紫外線がさらに内部へと侵食して肌を乾燥させ、炎症を起こすことに。肌が潤いを失ってしまいます。

フェイスケア

加齢や紫外線によって肌がハリを失っていくのは、肌の内側にあるコラーゲンやエラスチンが減少していくためです。

これらの成分は美肌に必要なものと言われ、肌のハリを保つために必要となります。

エラスチンは弾力を作る繊維であり、コラーゲンは肌を形作る役割を担う、いわばベッドのスプリングとマットのような関係といえます。ベッドもバネが劣化すれば弾力を失い、マットのハリもなくなりますよね。

加齢によってコラーゲンやエラスチンを生成する能力も減退してしまうので、肌の回復が追いつかなくなってしまうのです。

まとめ

3分でできるほうれい線トレーニング、いかがでしたでしょうか?

原因は内部的・外部的要因があるにせよ、トレーニングをするとしないではどちらが良いのかいうまでもありませんね。

マスクをしなければならない現状は大変なことが多いですが、だからこそ(周囲にバレずに)できることもあります。

今こそ周囲との差を付けるチャンスでもあるので、少し空いた時間がありましたらぜひお試しくださいね。