【ハンドケアのポイント①】手を洗う際は「殺菌」という言葉に囚われない
コロナ禍で敏感になるあまり、ハンドソープはパッケージに「殺菌」の表示があるものしか使わないという声をよく耳にします。
しかし、殺菌力が高いと手荒れを招く可能性があり、そういった商品を常用することで手荒れのスパイラルから抜け出せていないという可能性もあります。
まずは毎日使うハンドソープ(ボディソープでも可)と手洗いの方法を見直してみましょう。手荒れのリスクを少しでも減らすには、無添加のハンドソープに切り替えてみるのがおすすめです。
どうしても殺菌力がないと不安な方は、帰宅した際や食事の前など限定的に殺菌作用のあるハンドソープを使い、それ以外は無添加のものに切り替えてみてはいかがでしょうか。
◆手洗いの方法◆
1.手を流水で濡らしてからハンドソープで10秒もみ洗いをする。
2.流水で15秒程度すすぐ。
◆手洗い時の注意点◆
・ゴシゴシ擦らず、たっぷりの泡をやさしく転がすようにして洗う。
・流水の温度は体温を目安に、ぬるいと感じる温度にする。
【ハンドケアのポイント②】手洗いと消毒液はどちらかにする
除菌に対して過敏になるあまり、手を洗った後に消毒を行う方がいますが、手洗い後であれば消毒液の必要がないことは厚生労働省のホームページにも明記されています。
手洗いを行った後に消毒液を使用することも手荒れの原因となることがあります。消毒液は手洗いができない場合に行うなど、どちらかにしましょう。
【ハンドケアのポイント③】手を洗ったら即保湿
手を洗ったすぐ後に保湿することも大切です。洗面所やキッチンなどにハンドクリームなどを置いておき、目につきやすい所に導線を引いておくのもおすすめです!
■手荒れを繰り返す方におすすめのアイテム
日本ゼトック へパトリート 薬用保湿ハンドクリーム(医薬部外品 60g 税込980円)
肌の水分保持機能やバリア機能を高める有効成分「ヘパリン類似物質」を配合した薬用保湿ハンドクリーム。
敏感肌でも使え、つらい乾燥から手や指先を守り、ひびやあかぎれ、手荒れを防いでくれます。こっくりとした濃厚なテクスチャーで高保湿ですが、ベタベタしないので日中も使いやすいです。
【ハンドケアのポイント④】荒れやすい指先は集中保湿し、手袋の使用もおすすめ
指先は特に乾燥しやすく、荒れやすいパーツです。ハンドクリームだけでなく、集中保湿できるアイテムをプラスすることをおすすめします。
■指先の手荒れ対策におすすめのアイテム
ドクターブロナー オーガニックバーム(全6種 14g 税込1,320円)
オーガニックのホホバオイルやアボカド油などを配合した保湿バームです。体温でとろけて少量でもスッとのびるので使い心地がいいです。ポーチに入れて持ち運べるようなコンパクトサイズで、指先や爪だけでなく、髪の毛先や乾燥しやすいひじ・かかとにも使えるマルチなアイテム。
画像アイテムは、「サンダルウッド&ジャスミン」。白檀とジャスミンの心を穏やかにしてくれる香りが楽しめます。
さらに、就寝中やリラックスタイムなどにハンドケアを済ませてから手袋をはめるのもおすすめです。肌あたりのいい綿やシルクなどの素材の手袋をぜひ使用してみてください。
【ハンドケアのポイント⑤】水仕事は素手でしない
コロナ禍では手を洗ったり、消毒したりする機会が増え、手が乾燥しやすく、荒れやすい状況が続いています。そのため日頃の習慣を見直すことが大切です。
水仕事で直接肌に洗剤がつくことも手の乾燥や荒れにつながる可能性があります。必ずゴム手袋などをはめて水仕事を行いましょう。
また、この時にゴム手袋が直接肌に触れないように綿やシルクなどの手袋を中にはめることもおすすめです。手袋をはめる前にハンドケアを行い、お湯を使って水仕事を行えばハンドクリームなどの成分が手になじみやすくなるので一石二鳥です。
いかがでしたか。毎日のケアを丁寧に行い、手の乾燥や荒れにつながる習慣を見直すことでお悩みが楽になる可能性があります。ぜひ毎日のケアを見直してみてください。