「ゴジベリー(クコの実)」って一体なに?

「ゴジベリー(クコの実)」って一体なに?

「ゴジベリー」とは前述のとおり「クコの実」として、杏仁豆腐のトッピングや参鶏湯(サムゲタンスープ)の具材としてもなじみがある、小さな赤い実のことです。

中医学では「枸杞子(くこし)」とも呼ばれ、数千年以上前から漢方や薬膳に欠かせない食材として重宝されてきたんだとか。

「ゴジベリー(クコの実)」が人気な理由

「ゴジベリー(クコの実)」が人気な理由

【1】そのままスナック感覚でつまめる!

スーパーなどで手に入るゴジベリーは、基本的に乾燥させたドライフルーツの状態。指先でつまめるほどの小さな赤い実は、クセのない味わいでそのままポリポリとおやつ代わりにつまむのにもぴったりなんです。

【2】美容に嬉しい栄養豊富!

一粒がとても小さなゴジベリーですが、その小さな粒の中には、多種多様なビタミン・ミネラル類をはじめ、アミノ酸や食物繊維など驚くほどたくさんの栄養がギュッと詰まっているんです。

【3】長期保存も可能!

ゴジベリーはドライフルーツですがドライプルーンなどと比べると圧倒的に水分量が少なく、乾物として長期保存も可能です。

食べきれずうっかり腐らせてしまった……というリスクもなく、好きな時に活用できるので常備しておくととっても便利なんですよ。

「ゴジベリー(クコの実)」の美容・健康効果

【1】強い抗酸化力で美肌作りやエイジングケアをサポート!

シミ予防やコラーゲン生成に欠かせないビタミンCがレモンの約8倍含まれています。他にも色素成分のリコピンや乾燥肌予防をサポートするβ-カロテンなど、細胞老化を防ぐ「抗酸化力」が非常に高い栄養素が豊富に含まれています。

【2】疲労回復や代謝アップをサポート!

豊富なビタミンB1やビタミンB2で体内の余分な糖質や脂質の代謝をサポートし、ニキビ予防など美肌作りやダイエットをサポートします。ビタミンB群は、疲労物質「乳酸」の代謝にも関わるため疲労回復も期待されています。

ゴジベリーには、疲労回復効果の高い「アスパラギン酸」も含まれているため、ビタミンB群とW効果も期待できます。

【3】女性に不足しがちな栄養素の補給に!

毎月の生理や妊娠・出産などで女性に不足しがちな鉄分もゴジベリーには豊富です。また年々不足しがちなカルシウムも多く含まれており、女性の生涯に関わる重要な栄養素をゴジベリーは補給してくれると言えます。 便秘解消に欠かせない食物繊維も豊富ですよ!

「ゴジベリー(クコの実)」の手軽な取り入れ方3選

「ゴジベリー(クコの実)」の手軽な取り入れ方3選

【1】ゴジベリーウォーターに!

ミネラルウォーターにゴジベリー数粒と、お好みでレモンやミントなどお好みのハーブを漬けこむだけ。タンブラーなどマイボトルに入れておけば職場や外出先への持ち運びにも◎

※美肌作りに欠かせないビタミンCは加熱に弱いため、特にビタミンCを効率よく摂取したい時におすすめです。

【2】いつもの汁物の具材にちょい足し!

いつものお味噌汁やコンソメスープなどにゴジベリーを数粒入れるだけ。水分を吸ってぷっくりと膨らんだゴジベリーは甘みもありとてもおいしいです。

筆者は手羽元・長ネギ・ゴジベリーを出汁用昆布と共に煮込んで、仕上げにごま油をひと回し加える「即席・参鶏湯風スープ」がお気に入り!

※リコピンやβ-カロテンなどの抗酸化成分は、油脂類と合わせることで体への吸収が高まります。エイジングケアや乾燥肌対策が気になるときにおすすめです。

【3】ヨーグルトにトッピング!

朝食時や夜のデザート代わりにも!プレーンヨーグルトにゴジベリーをトッピングして頂くのも手軽でおすすめです。お好みではちみつを加えればより食べやすくなります。

※便秘が気になるときは、スライスしたバナナやグラノーラなども一緒にヨーグルトに合わせると食物繊維をたっぷり補給できるのでおすすめです。

いかがでしたか?

「スーパーフード」と聞くと「普段の食事に取り入れにくい食材」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、そのままでもアレンジしてもおいしく頂けるゴジベリー(クコの実)なら気軽に取り入れることができます。 美容と健康のためにも、一日ティースプーン一杯から取り入れてみてはいかがでしょう?