お酢が美容・健康におすすめな理由5つ
まずお酢について、女性が特に気になる美容面や、男女関係なく気になる健康面でどのようなメリットがあるのか簡単にご紹介します。
①疲労回復効果をサポート!
お酢の酸味成分であるクエン酸や酢酸は、単に「酸っぱい味わい」を加えるだけではありません。特に疲労物質「乳酸」の代謝をサポートしてくれるため、疲れがたまりにくい体作りをサポートする働きが期待されています。
これから師走にかけては何かと気ぜわしい季節です。心身ともにお疲れがたまってしまう前に、お酢を上手に取り入れて疲労回復を狙いたいですね。
②たんぱく質を分解し胃腸の働きをサポート!
お酢には、たんぱく質の分解を助ける働きも期待されています。酢豚やスペアリブの煮込みなどの肉料理でよく使用されるのは、軟化効果で肉質を柔らかくしたり、胃腸の負担をやわらげるためです。
胃もたれしやすい方や、胃腸の負担を減らして肉料理を楽しみたい時などにおすすめです。
③ハリ・つやのあるお肌作りをサポート!
たんぱく質は新しい細胞のもとになる重要な栄養素。たんぱく質が体内で上手に分解・吸収されることは、新陳代謝アップにつながります。秋冬は空気の乾燥・湿度の低下などにより、お肌表面の角質層の代謝がうまくいかずに、乾燥・かゆみ・肌荒れなどの肌トラブルが起こりやすいもの。
新陳代謝がスムーズに行われることは、くすみがなく、ハリ・つやのある美しいお肌作りにつながります。
④脂肪がつきにくい体作りに!
最新の研究結果では、お酢には内臓脂肪を減少させ、脂肪がたまりにくい体作りをサポートする働きも期待されています。肥満体型に悩む方、肥満体型を防ぎたい方は、毎日継続してお酢を適量(大さじ1前後)食事に取り入れるのがおすすめです。
⑤消臭・抗菌作用
お酢に含まれる酢酸などの有機酸の多くには、高い殺菌・防腐・消臭作用が期待されています。お弁当や常備菜作りでお酢がよくつかわれるのはこのためです。お節料理にかかせない「なます」が代表的です。せっかく作ったお料理をおいしく・安全に楽しむためにもお酢はとても頼もしい存在なのです。
さっぱりとした味わいの酢の物は、肉料理などの箸休めにもピッタリです。お酢を使ったお料理を常備しておくことは、忙しい日に便利なだけではなく、美容・健康面でもおすすめです。
種類別!お酢の使い分け方の基本
スーパーで手に入る基本的な「お酢」は、酢の物などの和食やすし酢などに。フルーティーな果実味が特徴の「果実酢」は、ドリンクやドレッシングに。熟成されてコクのある「黒酢」「バルサミコ酢」は、煮込み料理などのお料理に合わせるのがおすすめです。
用途に応じて使い分けるのが一番ですが、お酢ライフのためにまずは一本……という場合は、ドリンクにも料理にも取り入れやすい「果実酢」が個人的にはおすすめです。
おすすめの手軽なお酢の取り入れ方3つ
①水やソーダで割ってビネガードリンクに!
フルーティーな果実酢は、希釈して飲むのにとても便利。リンゴ酢が有名ですが、ブルーベリー酢や柑橘系の酢、いちごのお酢など最近は様々な果実酢と出会えます。専門店などで試飲してみてお気に入りが見つかれば迷わず買い!朝は水割り、夕食時にはカクテル気分でソーダ割りにして飲むのが筆者のお気に入りです。
②ドレッシングに!
オリーブオイルに塩ひとつまみと、お気に入りのビネガーを少量加えてよく混ぜれば即席ドレッシングが完成します。サラダや野菜にはもちろん、お刺身をこのドレッシングでマリネすればおしゃれなカルパッチョに!おいしくておしゃれなお料理、しかも美容と健康に嬉しい一品が自宅でも楽しめますよ。
また、コクのあるバルサミコ酢なら、何も混ぜずにそのままドレッシング代わりに使えます!
③お肉が主役の煮込み料理に!
肌寒い季節には芯から温まる煮込み料理が恋しくなるもの。ポトフやスペアリブの煮込みなど、お肉が主役の簡単な煮込み料理にもお酢を少量プラスしてみましょう。
長期熟成されて作られる黒酢やバルサミコ酢が特におすすめです。料理にコクが出て、肉質も柔らかくなりおいしく仕上がるだけでなく、たんぱく質の分解や吸収もサポートしてくれるので体にも嬉しいですよ。
いかがでしたか?今からでもすぐに取り入れられるアイデアやお酢の体に嬉しい働きについてご紹介しました。健やかに体の内側から美しく輝くためにも、お酢を上手に食生活に取り入れてみて下さいね。