●モクテルとは?
イギリス発祥のノンアルコールドリンク「モクテル」。「mock=似せた、真似た」という英単語と「cocktail=カクテル」を合わせた造語です。
ジュースやシロップ、ハーブなどを自由自在に組み合わせたノンアルコールドリンクの総称で、体質的にお酒が飲めない方はもちろん、お酒を控えたい日に「楽しく飲んだ気分になれるノンアルドリンク」として注目されています。
●モクテルを取り入れるメリット3つ
【1】アルコールを控えてもストレスが少ない
お酒好きの方にとって「休肝日」はものすごく我慢を強いられる日……というイメージがありますが、モクテルならノンアルコールでもカクテル感覚で楽しく、幅広い味わいを料理や気分に合わせて楽しむことができます。
筆者もお酒は大好きです!が、やはり毎日飲みすぎてしまうと、むくみや肌荒れなど美容面でも多少影響が出るもの。モクテルを取り入れれば、休肝日だって我慢せず楽しく、体もお肌もちょっとリセットできますよ。
【2】ハーブやフルーツを余さず楽しめる!
モクテルのレシピは自由自在。炭酸水やジュース、お茶などでベースを作り、お好みのハーブやフルーツ、スパイスなどを加えて混ぜるだけ。料理用に購入しても、つい余りがちなハーブもモクテルにたっぷり加えればたちまち香り高くおしゃれなドリンクに!
そのまま食べるのに飽きてしまったフルーツも、モクテルに刻んで加えるだけで美味しくおしゃれに!フルーツに豊富なビタミンCは水溶性なので、最後まで飲み干せば無駄なくしっかり補給できます。
【3】栄養補給にもおすすめ!
モクテルは基本的に数種類の飲料や食材を組み合わせて作り出す、いわばクリエイティブなドリンクです。なので、体に摂取できる食材数・栄養価も自然と増えます。
フルーツを加えればビタミンやミネラルを、緑茶ベースならカテキンを、乳製品ならたんぱく質やカルシウムなどを、ビネガーを加えれば酢酸などを摂取することができます。ノンアルでおいしくお酒気分を味わいつつ、栄養価も高まるなんて嬉しい限りですよね。
●おすすめモクテルレシピ3選
それでは、身近な材料で簡単に作れるモクテルレシピを3つご紹介します。お好みに合わせてぜひお試しくださいね。
【1】麦茶×オレンジジュース×ミント
1つ目のモクテルレシピは、氷を入れたグラスに、麦茶とオレンジジュースを1:1で割り、たっぷりとミントを加えて混ぜるだけ。ミントの爽やかな香りでリフレッシュできます!
★麦茶は不足しがちなミネラルを、オレンジジュースはビタミンCの補給に◎ミントの葉をスプーンやマドラーで押しつぶすようにすると香りが引き立ちます。日中の在宅ワークの水分補給やおやつタイムにおすすめ!
【2】緑茶×ゆずビネガー×炭酸水
2つ目のモクテルレシピは、氷を入れたグラスに、ゆずビネガーを注ぎ、冷やした緑茶をグラスの1/3まで注ぐ。炭酸水を加えてマドラーで混ぜれば完成!
★緑茶には抗酸化力の高いカテキンが豊富なので、エイジングケアにおすすめです。和の味わいのゆず風味と相性抜群でやさしい気持ちになれます。ビネガーの酢酸には疲労回復効果が期待されていますので、夏バテ予防にもおすすめです。
塩分補給のためには、塩をほんの少し加えるのもおすすめです。初夏の昼のみやアペロタイムにピッタリな爽やかなドリンクに!
【3】甘酒×炭酸水×ブルーベリー
3つ目のモクテルレシピは、グラスに氷を数個入れたら良く振った甘酒をグラスの1/3、炭酸水を2/3ほど注ぎ冷凍ベリーをたっぷり入れれば完成!お好みでローズマリーの葉を挿してマドラー代わりにすれば、清涼感あふれる香りもプラスされます。上から徐々にグラデーションになるのもおしゃれなので、ホームパーティーのウェルカムドリンクなどにもおすすめです。
甘酒はそのまま飲んでもおいしいですが、炭酸水で割ることで甘酒本来の甘さが和らぎ、爽やかでいつもと違う美味しさを楽しめますよ!
★飲む美容液ともいわれるノンアルコールの甘酒は、代謝アップや疲労回復をサポートするビタミンB郡が豊富。ブルーベリーには抗酸化力の高いアントシアニンやビタミン類、食物繊維などが豊富です。疲労回復や美肌作りにおすすめのドリンクです!
いかがでしたか?組み合わせを考えながら、実験気分で楽しくお好みのモクテルレシピを研究してみるのも楽しいもの。美容と健康のためにも、新たな「おいしい!」との出会いのためにも是非チャレンジしてみて下さいね。