「冷え」を侮るなかれ!

冷え性にも、手足の末端が特に冷える人、なぜかいつもお腹が冷えてしまう人など様々なタイプがあります。慢性的な冷えが続くと、免疫力の低下・自律神経の乱れ・女性ホルモンバランスの乱れなど、様々な不調につながりかねません。

内側と外側からの温活を!

美容と健康のためには、慢性的な冷え性や、不調を引き起こしてしまう前に体を温め、冷やさない工夫をする「温活」が何より大切です。

特に首・手首・足首などの3か所の「首」は特に冷えやすいパーツなので衣類で覆う服装を心がけ、外側から冷えを防ぎましょう。全身を温める入浴も欠かせません。冬もシャワーで済ませるという人は要注意。

内側からの温活としては、冷たい飲み物を避けホットドリンクやスープ類を取り入れる他、次にご紹介する体を温める温活食材を積極的に取り入れることが大切です。

温活におすすめ!冬の旬食材

・長ネギ、しょうが

体を持続的に温める働きが期待されてています。鍋や湯豆腐に加えれば体の内側からぽかぽか温まります。味噌汁にも◎

・春菊、ニラ 

抗酸化作用の高いビタミンEが豊富で血流をサポートしてくれる働きも。ニラは疲労回復にも効果が期待されているスタミナ食材です。

・ほうれん草、菜の花

鉄分や葉酸などの高い造血作用で血流をサポートしてくれます。おひたし、味噌汁、炒め物など様々な調理に向いているので取り入れやすい食材です。

温活におすすめの食べ物~番外編~

・シナモン

スパイス類の中でも特に体を温める働きが期待されているのがシナモンです。ホットドリンクやフルーツのコンポートなどに添えるとよく合います。パウダータイプなら手軽に料理やドリンクに取り入れられます。

・かぼちゃ

夏が旬ですが、年中手に入れやすい食材であるかぼちゃも〇。抗酸化作用の高いビタミンEが非常に豊富で、エイジングケアはもちろん、血流促進にもおすすめです。

真冬の温活おすすめメニュー

・お手軽!温活鍋

長ネギ、しょうが、春菊、豆腐、豚肉を出汁で煮込み、ぽん酢や大根おろしを添えてシンプルに頂くのがおすすめです。冷え込む日に食べれば心身ともにホッと癒されます。

・ニラと豚肉のスタミナ炒め

ニラと豚肉をごま油でさっと炒めて、溶き卵を加えればより栄養価がアップ!一品で疲労回復も冷え予防も叶えたいときにおすすめのお手軽メニューです。同じくビタミンEが豊富なすりごまをまぶせばさらに◎。

・かぼちゃとホウレン草の温活味噌汁

食べやすい大きさに切った具材をいつもの味噌汁に加えるだけです。仕上げにごま油を数滴加えれば風味がよくなるだけでなく、ビタミンEやカロテンの体への吸収率が高まります。冷え込む朝晩に飲みたいですね。

・ホットワイン/ホットミルクティーのシナモン風味

温めたワインやミルクティーにシナモンパウダーをひと振り。シナモンスティックがあればかき混ぜながらゆっくりいただきましょう。より香り高い風味を楽しめます。ゆっくり過ごしたい休日や、映画でも見ながらのんびり過ごしたい金曜夜などにお試しください。

いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した温活におすすめの食べ物はどれも身近で入手しやすいものばかり。その日の気分や好みに合わせて積極的に取り入れ、食を楽しみながら温活もしっかり行い、キレイを磨きたいですね!