Eラインとは?

Eラインとは、理想的な横顔の基準になるもので、エステティックラインともよばれます。

具体的には、鼻先から顎先までを結んだ直線のこと。このライン上、もしくはやや内側に口元があるのが、理想的な美しい横顔だとされています。

Eラインを調べる方法は簡単。定規を鼻先と顎先に触れるようにして置きましょう。このとき、定規に上唇と下唇が触れるか触れないかという程度であれば、理想的な横顔であるといえます。

定規に唇が当たる場合は、鼻が低いか口元が前に出ているタイプ。定規に唇が触れない場合は、顎が前に出ているタイプです。

ただし、これは欧米人の基準。日本人は欧米人に比べて凹凸が少ないので、完璧なEラインは難しいでしょう。ひとつの指標として捉えてみてくださいね。

改善するための方法

Eラインが理想の基準に当てはまらない場合は、改善したいという思う方もいらっしゃるでしょう。生まれつきの骨格だから仕方ないと思い込みがちですが、今は様々な治療法があります。

自分がどのタイプなのかを見極めつつ、適切な治療を行うのが大切ですよ。

歯並びの矯正治療(抜歯なし)

口元が前に出ているタイプの方は、歯並びが原因になっていることも。矯正治療のみでもEラインが改善することもあるのです。

出っ歯や受け口、叢生(乱ぐい歯)などの症状が比較的軽い場合は、抜歯なしの矯正治療でも改善が見込めます。ワイヤー矯正やマウスピース矯正などで、歯の前突感を軽減させ、口元も引っ込めて見せるのです。

何十年も前から使われているワイヤー矯正は、治療実績が多いので、安心して行えるでしょう。治療期間は約2〜3年で、治療費用が比較的安いのがメリットです。一方、装置が目立ちやすかったり、食事しにくかったりというデメリットも。

マウスピース矯正は、透明な目立たない装置を使うので、治療中の見た目も気になるという方にもオススメ。取り外し可能で、清潔に保てるというメリットも。治療期間は1〜3年ほど。ただし、取り外している時間が長すぎると結果が出にくくなるので、1日20~22時間以上装着することが必要です。

歯並びとEラインの悩みが解決すれば、自信の持てる素敵な笑顔が叶うでしょう。

歯並びの矯正治療(抜歯あり)

矯正治療でも、抜歯をしなければEラインが改善しないことも多いです。顎や歯の大きさなどに問題があると、歯並びが崩れてしまいます。抜歯を行うと、歯が美しく並ぶスペースが確保できるため、Eラインの改善効果も大きいのです。

多くの場合は小臼歯を抜いてスペースを作り、前歯を後ろに移動させます。

抜歯に抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども日本人は、欧米人に比べて彫りが浅く、鼻も低めで、あごも小さく歯が並ぶスペースが狭い傾向にあります。Eラインを改善させるためには、抜歯の選択肢も頭に入れておいてください。

信頼できる医師と、納得のできる治療法を探すのが大切ですよ。

外科手術(骨切り)

下唇が上唇よりも前方に出ていて、顎も前に出ているタイプの方は、骨を切る外科手術が有効なことも。突出したりしゃくれたりしている顎を後退させ、Eラインを美しく見せます。

突出した骨の範囲で、骨切りを行います。手術は1時間程度で、ダウンタイムは数週間。顎だけでなく、エラなども含めたトータルの輪郭を整えます。

この他、顎が後退していたり、顎の長さが気になったりと、悩みは様々。その人の輪郭に合わせた外科手術を行います。病院によって手術方法が異なるので、信頼できる医師に相談しましょう。

唇の形を変える手術

唇の形にコンプレックスがある方は、唇の厚みを変える手術を検討してみても良いでしょう。 厚い唇を薄くすることで、Eラインも解消するのです。ある程度の厚み調整は可能なので、上唇と下唇のバランスを考えたデザインを。正面から見た印象も変わります。

粘膜を切開し、余分なボリュームを切除し、縫合します。粘膜部分はキレイに治るため、傷跡がわかりにくいのもメリット。手術時間は30分程度、ダウンタイムはおよそ1~2週間ほどです。

歯並びや骨格が原因の場合は、矯正治療の方が有効なことも。医師としっかり話し合って考えましょう。

ヒアルロン酸注入

鼻の高さや顎や口元の形を、ヒアルロン酸注入で変えることもできます。

鼻が低いのがコンプレックスな方は、鼻根や鼻先などにヒアルロン酸注入を行い、高さを出します。鼻を高くすることで、理想のEラインにも近づきます。手術時間は10分程度、ダウンタイムは約1週間と、短めです。

顎や口元が引っ込んでいる方は、この部分にヒアルロン酸注入を行うのも有効。糸やプロテーゼで治療するよりも手軽で、傷痕が残る心配もほとんどありません。

糸やプロテーゼによる手術

半永久的な効果を得たい方は、糸やプロテーゼ挿入も検討してみて。

プロテーゼに抵抗がある方や、ダウンタイムを短くしたい方は、糸を用いた輪郭手術もあります。より目鼻立ちのはっきりした仕上がりが理想の方は、プロテーゼが向いていることも。

糸やプロテーゼを用いた外科治療は、位置がズレる失敗などのリスクもあります。デメリットや失敗も念入りに調べて、クリニック選びは慎重に。

あなたに合った治療で理想の横顔を

横顔にコンプレックスがあっても一生変わらないと諦めてしまいがちですが、今はさまざまな治療法があります。実は歯並びが問題だったという場合は、矯正治療で改善する場合も。 また取り外し可能で目立たない矯正装置があるのは、治療期間中も負担にならず嬉しいですよね。

他の治療法もさまざま。まずは自分の口元を確認し、どこに原因があるタイプなのかを探ってみましょう。
矯正歯科や美容クリニックなど複数のクリニックでカウンセリングを受け、専門医の意見や治療法などを聞いてみることも有効です。その上で自分でも治療法を調べ、信頼できる医師に相談し、治療を検討してみましょう。納得が行くまでセカンドオピニオンを受けることも大切です。

口元を美しく整えることで、噛み合わせや日常での困りごとも改善し、理想のEラインに近づくことができます。 コンプレックスが軽減すれば、今よりもっと前向きになるはず。より輝くあなたらしい笑顔になれますように。​​

​​●治療方法や治療期間などは、クリニックによって異なります。また、得られる効果やダウンタイム、副作用にも個人差もあります。いずれの治療にもメリットやデメリット、注意点やリスクがありますので、あらかじめ医師に確認したうえで、慎重に検討しましょう。




■参考文献URL

キレイライン矯正 BLOG「キレイライン矯正でEラインは作れる?歯科矯正とEラインの関係」

https://kireilign.com/blog/kireilign/2943

歯科衛生士がお口の悩みに答えます「出っ歯の治し方5選」

https://www.matsumoto.or.jp/toothteeth/overbite-treatment/

渋谷矯正歯科「矯正治療とEライン」

https://www.shibuyakyousei.jp/column/e-line/

東京・日本橋 エムアンドソシエイツ矯正歯科「出っ歯を治して横顔を綺麗なEラインにしたいです。マウスピースで口元を引っ込めることは可能でしょうか。」

https://maaortho.com/faq/e-line.html

リッツ美容外科 大阪院「顎 後退(骨切り)」

https://www.osaka-ritz.com/faceline/koutai.html

高須クリニック「唇を薄く(口唇縮小術)」

https://www.takasu.co.jp/kuchimoto/usuku/

品川美容外科「Eラインで横顔美人に!」

https://www.shinagawa.com/e-line/