【1】食材を使い切る工夫をする

夏場は特に生鮮類が傷みやすい季節。せっかく買った食材が、使う前に腐ってしまってはもったいないですし生産者さんにも申し訳ない気持ちになります。それぞれの食材に適した保存方法を知り、無駄なく保存することが大切です。

・キュウリやレタスなどのサラダ野菜は、水分が多く冷凍に向かないので食べきれる量を購入しましょう!

・小松菜やホウレン草などの葉野菜は、食べやすい大きさに切って冷凍保存しておくと便利です!

・かぼちゃ・なす・ズッキーニなどの夏野菜は、食べやすい大きさにカットして保存しておくと便利。まとめてラタトゥイユなど煮込み料理にすると栄養価の高い一品がすぐに作れますよ!

・トマトを箱買いしたときは、数日以内で使い切れる量は野菜室で保存。すぐに食べきれなさそうなものは皮ごと冷凍保存し煮込み料理などに活用する。またはトマトソースを作り、ソースとして冷凍保存しておくのもおすすめです!

<食材冷凍のポイント>

※食材を冷凍保存する際は、必ず食品用保存袋を使用。
※ストローを使ってできる限り空気を抜き真空状態にして密封し冷凍保存。
※小分けにしてラップで密封してから食品用冷凍保存袋に入れると尚良し!

【2】食べ残しをなくす

作った料理を食べ残すことももちろんNGです。煮込み料理やソースなどをまとめてたくさん作ったときは、箸をつける前に食品用冷凍保存袋に入れて密封し、冷凍保存しましょう。

白米を炊いた際は温かいうちに急速冷凍することで、再度レンジで加熱した際も炊き立てのおいしさを味わえます。完全に冷めてしまってから白米を冷凍すると再加熱しても硬い触感になってしまうので注意!

【3】皮・ヘタ・芯など捨てずに活用してみる

<栄養満点スープに>

かぼちゃ・ズッキーニ・なすなど夏野菜の皮は捨ててしまわず、スープ作りに活用してみましょう。キャベツの芯、玉ねぎやリンゴの皮などもあれば是非合わせて使いましょう。昆布やいりこなどのうまみ食材と一緒にコトコト煮込めば旨味たっぷりのスープができますよ。(ベジブロスと呼ばれます)

<入浴剤代わり>

ミカンやレモンなどかんきつ類の皮は、お風呂のお湯に浮かべると入浴剤代わりになりますよ。さわやかな香りに癒されます。

<スタンプで作品に>

野菜のヘタや芯などはお野菜スタンプにしてみると楽しいです。小さなお子様がいらっしゃる方は是非一緒に作ってみましょう。夏休みの楽しみが増えるかもしれません。

オクラやレンコンは断面がかわいいです。ズッキーニやナスのヘタも個性的。青梗菜や小松菜の根元部分を切り落とした部分もお花のようなスタンプになりますよ。

他にも空心菜や青じそなどの夏野菜をスタンプにしてみて作品作りを楽しんでみましょう!

いかがでしたか?少しの意識と小さな工夫で食品ロスが減らせます。また、冷凍習慣で結果的に時短調理が叶うので一石二鳥。今まで捨てていた野菜くずが役立ち、暮らしがちょっと楽しくなります。地球のためにも、自分のためにもできることから是非取り組んでみてくださいね!