おうち時間の増加で気を付けたい3つのこと

長引く自粛生活に加え、暑さによる運動不足、夏バテによる食欲の低下など、美容と健康の面ではマイナスになる要素が重なる残暑。買い物や料理も面倒に感じてしまうかもしれませんが、栄養不足の状態が続くと免疫も下がりやすく様々な不調が起こりやすくなるので要注意です!

おうち時間も健康的に過ごすためには、定期的に下記3つのポイントを意識しておくことが大切です。

1.適度な運動 
2.バランスの良い食事
3.消費カロリー>摂取カロリー


カロリーバランスを意識しよう!

特に3は要注意。これまでと同じような食生活だという人も、リモートワークの増加や運動機会の減少により消費カロリーが劇的に少なくなっていることが多いのではないでしょうか。消費カロリーよりも摂取カロリーが大幅に増えた食生活が続くと太りやすい体質になってしまいます。

おうち時間が増えるとついおやつを食べすぎてしまう……という方も少なくないのでは?カロリーや糖質の高い焼き菓子類はほどほどにし、旬のフルーツやヘルシーなゼリーなども取り入れましょう。最近は低糖質な市販のおやつも増えているので、どうしてもおやつがやめられない……という方はチェックしてみましょう!

適度な運動を意識しよう

室内でもできるヨガやストレッチ、筋トレなどの運動を無理のない程度に取り入れる工夫を心がけましょう。最近は筋トレやストレッチ系のYOUTUBEチャンネルなども充実しています。ご自身にあったトレーナーや講師の方を見つけ、定期的にオンラインレッスンを受けてみるのもおすすめです。運動が苦手な方は、朝晩の涼しい時間帯にウォーキングをするだけでもOK!

代謝を落とさないためにも、「食べた分だけ動く」ということを意識して、少しでも体を動かす習慣をつけましょう!

夏疲れをケアする栄養とは?

夏バテ気味の体には、ビタミンB1やB2が欠かせません。納豆などの豆製品や赤身肉、旬の夏野菜のひとつ「枝豆」などに豊富に含まれています。これらは糖質や脂質の他、疲労物質「乳酸」の代謝をサポートしてくれます。旬のアスパラガスに豊富な「アスパラギン酸」も疲労物質の代謝をサポートし、疲れを取り除く働きが期待されています。

毎日の納豆、豚肉と夏野菜の炒め物など、手軽なメニューで夏の疲れをケアしましょう。

紫外線ダメージのケアには?

夏の強力な紫外線は、肌細胞を老化させ、色素沈着によるシミやそばかすなどの原因になります。細胞老化を防ぐためには、老化を促す活性酸素の働きを抑える抗酸化成分が必要になります。

ビタミンA、C、Eやポリフェノール類などが抗酸化力アップにはおすすめです。旬の夏野菜ならパプリカ・トマト・カボチャ・青じそ・トマト・なすなどがおすすめです。フルーツなら国産のレモンやブルーベリーなどもおすすめ!新鮮な食材に出会ったら迷わず購入して食事に取り入れましょう。

飲みすぎによる不調には?

おうちでうっかり飲みすぎてしまった……というときは、アルコールの代謝をサポートするビタミンCが豊富な食材(野菜・果物類)やタコ・シジミなどのタウリン豊富な魚介類がおすすめです。

またスパイスの「ターメリック」(和名:ウコン)もおすすめ。ひと肌に温めたミルクに適量を溶かして「ゴールデンミルク」にしたり、炒め物に少し加えると取り入れやすいですよ。

胃腸にやさしい食材とは?


夏バテによる疲労が続き、胃腸の調子も狂いがち……そんな時は、たんぱく質分解酵素が豊富なパイナップルや大根おろしなどを、肉料理や焼き魚に添えてみましょう。胃腸の負担を減らし、消化をサポートしてくれますよ。

年中入手しやすいキャベツも胃腸ケアにはおすすめの食材です。味噌汁・サラダ・炒め物・お好み焼きなど、どんな料理にも合わせやすい野菜なので常備しておくと便利ですよ。

まとめ

9月はまだまだ厳しい残暑が残る時期。

真夏の疲れを長引かせないためにも、十分な休息と体に必要な栄養が摂れる食事を心がけることが大切です。ちょっとでもお肌や体の疲れを感じたら食生活を少し見直しましょう。栄養豊富な夏野菜もまだまだおいしい時期なので、積極的に取り入れておうちごはんを楽しんで下さいね。

体の中から美しく、健やかに秋を迎えましょう!