足ツボの魅力
足の裏には沢山の「ツボ」があるのは有名なのでご存知の方もいらっしゃると思います。
ツボは「反射区」ともよばれます。足の裏には60~70もの「反射区」があり全身の臓器と関連しているといわれています。足の裏は全身につながっているため、足の裏を刺激するだけで肩こりや不眠、慢性疲労の緩和など、足が軽くなる以外にも改善が見られるんです。
足の裏で支えられている身体
身体は足の裏で支えられています。全身の体重を受け止めていることはもちろん、あらゆる動作も重心を足の裏で支えながら行いますよね。
全身を様々な角度でも支えられるように足の裏には片足で28個もの骨があるんです。沢山の骨があるのは柔軟に身体を動かすため。そして全身を支えるために骨だけではなく筋肉も必要ですよね。足裏には筋肉もたくさんあるんですよ。わたしたちは無意識のうちに、足裏の多数の骨と筋肉を使い分けて生活しているわけです。
そうやって毎日頑張っている足の裏の筋肉や骨を労るためにも、こまめに「足裏セルフケア」を行ってみてください。
足裏セルフケアの前に行うこと
コップ一杯の白湯や常温のお水を飲みましょう。足の裏を刺激する事で血流の流れが良くなります。足裏に蓄積された老廃物が流れ出します。内臓にも刺激が入るので老廃物をしっかり流す為に水分補給をしてから行ってください。
注意したいのが、食後は1時間空ける事。また、アルコールを飲んだ後は控えましょう。全身の血流の流れが良くなるため酔いが早くまわってしまい頭痛や吐き気の原因になってしまう可能性があります。
3つのツボで最強デトックス
今回ご紹介するのは、3つのツボ「反射区」になります。
1.膀胱の反射区
膀胱は排泄するための場所になります。きちんと排泄できるようになれば身体に溜まった老廃物やだるさが尿となり流れていきます。
2.下半身の反射区
くるぶしの下にあり、身のリンパの流れに深く関わる反射区になります。体外の老廃物の排泄を促したい時にオススメ。ここにはツボもあるのでお腹周りの血流の流れや、ホルモンバランスにも良い影響があります。
3.湧泉
湧泉は「万能のツボ」と呼ばれるとても素晴らしいツボです。疲労回復したい時や全身のむくみが気になる時、元気のない時、デトックスしたい時におススメです。足の裏が疲れた時の筋肉疲労にも湧泉を押す事で筋肉が緩みリラックスします。時間のない時は湧泉だけでも押してみてください。
3つのツボ「反射区」を押してみましょう
ツボを押す前に、足裏全体にクリームを塗っておきましょう。
・膀胱の反射区
まずは膀胱のツボになります。足の親指側の側面の踵に近い場所で、人によっては膨らんでいて見つけやすいと思います。細かく探さなくても大体の場所で大丈夫です。
押し方は、手の親指を中に入れてグーを作り人差し指の関節で押します。
最初は関節でクルクルと皮膚をほぐしてから、手の関節が痛くない程度の圧で押します。押したままゆっくり5回深呼吸しましょう。
・下半身の反射区
次に、くるぶしから下の反射区を同じように押します。
くるぶしの下から踵の間くらいです。
人差し指の関節でクルクルと皮膚をほぐしてから押しましょう。押してから5回深呼吸です。
・湧泉のツボ
最後に湧泉を押しましょう。
やり方は同じです。人差し指の関節でクルクルほぐしてからしっかり押して5回深呼吸してください。
この3つのツボ「反射区」は、老廃物をしっかり流し筋肉を柔らかくしてくれるので、体がとても軽くなり寝起きがスッキリします。気になる足のむくみにもおススメです。とっても簡単にできるデトックスメインの足裏セルフケアはたったの3ヶ所なので、短時間でほぐすことができます。寝る前の習慣にいかがでしょうか?
足裏のセルフケアが終わったら、また水分をとってくださいね。さらに流れが良くなります。