保険が適用される白い被せ物(CAD/CAM冠)

2014年(平成26年)から、ある特定の条件のもとで、白い被せ物が保険適用になりました。上述の通り、上下の小臼歯(前から数えて4・5番目の歯)に限定されていましたが、年々適用の範囲が広がり、現在は下の第一大臼歯(前から6番)も適用されます。また、金属アレルギーの方であれば、上下の第一大臼歯と第二大臼歯(前から6・7番)にも保険が適用されます。
白い被せ物は、コンピューターによって設計から加工まで行なうCADで被せ物のデザインを行いCAMで主にレジンとプラスチックの合成材料を削り出し作製します。

CAD/CAM冠治療の注意点

・治療できる歯医者が限られる

CAD/CAM装置で被せ物を作ることができるのは、厚生労働省の認可を受けた歯医者のみとなります。そのため、治療を受けられる歯科医院が限られます。

・金属アレルギーの診断書が必要な場合がある

金属アレルギーの方が対象となる部位を白い被せ物に変えたい場合は、診断書が必要になります。金属アレルギーかどうかを診断するときには、パッチテストが使用されます。

・銀歯に比べ歯を削る量が多くなる

金属に比べ厚みがある程度必要なため、銀歯の被せ物に比べると歯を削る量が多くなります。

・自費で使用できるセラミックやジルコニアと比較すると劣化が早い

白い被せ物といっても、セラミックとプラスチックを混ぜた材料で作製しています。です。自費診療のセラミックやジルコニアに比べると比較的劣化しやすいので、再治療の可能性が高くなります。

・あくまでも被せ物が対象で詰め物は対象外

歯の一部をカバーしている詰め物は、保険適用の対象外になります

CAD/CAM冠の費用(概略)

保険適用のケースで、被せ物の完成時に発生する1本あたりの費用になります。このほか、型取りに必要な費用などが発生します。3割負担は、保険が適用された場合の一般的な割合です。下記は被せ物のみの代金の目安より、歯を削ったり装着するための代金は含まれません。

3割負担…5,000円
2割負担…10,000円
1割負担…15,000円

*上記、CAD/CAM冠作製の手技料と形成料のみを含む。その他、装着料や、管理料を含むと、1歯あたりトータルで10,000円(3割負担)以上かかることもある。

CAD/CAM冠のまとめ

銀歯の見た目でお悩みの方も、保険適用で白い被せ物に変えられる可能性があります。ただし、対象となる歯が一番奥の歯(大臼歯)であったり、金属アレルギーの有る無しなどで制限がかかることがあります。かかりつけの歯科医院にといあわせをし、適用条件を知ったうえで、白い被せ物を検討されてみてはいかがでしょうか。

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