美容鍼はリフトアップに役立つ

美容鍼をすると、リフトアップが期待できると言われています。加齢とともに、重力の影響を受けてお肌のたるみが生じてきます。表情筋の衰えや、疲労の蓄積が原因と言われています。

鍼で表情筋を刺激してあげることで、顔の筋肉をほぐし、小顔効果を持続させるためのツボ刺激を行います。表情筋がほぐれることで肌が引き締まると言われています。ただし、1回のツボ押しではそれほど劇的な変化は見られませんから、定期的に通うことが大切となります。

たるみ、しわ、ほうれい線をケア

美容鍼は、肌本来が持つ、真皮の再生を促進してくれるとも言われています。真皮には、コラーゲンなどの肌の弾力を保つための成分を生成する細胞があります。鍼により細胞を刺激することで、成分の生成を活性化されるのだそう。つまり、今現在あるたるみやしわ、ほうれい線の改善が期待できると言われています。

コラーゲンは肌の弾力やうるおいを保つために重要な要素となり、減少することで、たるみ・しわ・ほうれい線へとつながっていきます。美容鍼によって、コラーゲンの生成を促進することが美肌への近道となります。

肌の新陳代謝を上げる

鍼を刺すことで、人間の持つ自己治癒力が働き、傷ついた箇所に血液が集まると言われています。血液が集まることで血流がよくなり、基礎代謝が上がります。その結果、細胞が活性化し、肌のターンオーバー周期が早まり、理想的な状態に保てるのだそう。

肌のターンオーバーが乱れることによって、肌荒れやニキビなどの肌トラブルが起こるとされています。一度乱れた周期は、正常な状態を取り戻すのに時間と労力がかかってしまうため、美容鍼で肌のターンオーバーを促進してあげることで、肌の質が徐々に変わっていくのだとか。

痛そうに見えるけど?痛くないの?

顔に美容鍼を施す場合は、極小サイズの針を使います。それを顔に刺していくのですが、見ている方はとても痛々しく思えてきます。しかし、実際に施術を受けている人の感想を聞く限り、刺すときの痛みは感じないといいます。美容鍼は初めてだ、という人でも痛くない、違和感のない施術を受けることができるのだそう。

また、美容鍼は血管や神経に刺激を与えるため、施術後に、出血、炎症、顔面痛などを起こす場合もあります。これらの反応は一時的に表れるもので、大抵1日経てば落ち着くとされています。もし内出血になってしまった場合は、患部をすぐに冷やして長引かないようにしましょう。

上記のように、美容鍼はお肌にとって様々な効果が期待できるとされています。もし機会があればぜひとも受けてみましょう。そして、施術後の小顔効果がどの程度あるのかをチェックしておきたいですね。なお、美容鍼は鍼灸師の資格を持つスタッフでないと施術できませんので、施術できるサロンを探す場合は、有資格者であるかどうかを確認しておくことをおすすめします。