スイカは夏バテにおすすめの果物
夏が旬のスイカは約90%が水分!厳しい暑さで食欲が湧かない時でも食べやすく、体をクールダウンしてくれます。
私たちの体は汗をかくと水分・塩分と一緒にカリウムも失われるのですが、スイカには水分だけでなくカリウムも豊富なので夏バテ対策にピッタリなんです!
冷蔵庫でしっかり冷やして頂くとよりおいしく感じます。自然の甘みに心も体も癒されますよ。カロリーは可食部100gあたり41kcaと低カロリーなのも嬉しいポイントです。
・美味しいスイカの見分け方
一般的に、スイカの特徴でもある縞模様がはっきりしていて、ツルの付け根周りが少しへこんでいるものは甘いスイカとされています。またツルの切れ目部分が濃い緑色で新鮮な証拠です。せっかくならきちんと見極めて甘くておいしいスイカを選びたいですね!
スイカに含まれるカリウムの働き
・体内の塩分排出をサポート
カリウムは、ミネラルの一種で細胞内の余分な塩分を排出し利尿作用をサポートする働きが期待されています。体内の塩分を排出することで熱を逃す作用もあります。スイカは水分量も多いため、食べすぎると体を冷やすこともあるため、冷え性の方は食べすぎには気をつけましょう。
・疲労回復に作用する
カリウムは他にも筋肉の収縮を正常に保つ働きがあります。暑さによる発汗でカリウムが不足すると筋肉の収縮が正常に働かなくなり、体がだるく感じることにもつながります。
「なんだかだるいな……」と感じたときはカリウムの不足も考えられます。水分やカリウムが豊富な旬のスイカを食べることで、ほてり・だるさなどの夏バテによる疲労を早めに回復しましょう!
夏バテ防止!スイカの効果的な食べ方
・皮の白い部分も栄養満点!
捨ててしまいがちなスイカの皮ですが、実は皮の白い部分には血流改善や抗酸化作用が期待できる「シトルリン」という栄養素が豊富に含まれているんです。(シトルリンは他の果物類にはあまり含まれていない貴重な栄養素!)
血流が滞ると疲れを感じやすくなるため、疲労回復のためにはスイカの皮の白い部分も捨てずに食べることがおすすめです。
赤い果肉部分に比べてシャキッとした歯ごたえがあるので、筆者はスティック状にして浅漬けや酢の物にすることが多いです。ジューシーでフルーティーな赤い果肉部分とはまた違ったおいしさを楽しめますよ!
・1日100g〜200gを目安に食べる
前述の通り、水分やカリウムが豊富なスイカは夏バテ予防にピッタリですが、食べすぎは体を冷やす恐れや糖質の摂りすぎにもつながるため、1日100g〜200gを目安に食べましょう!
100gのカロリーは41kcalなので、おやつ代わりにスイカを取り入れればヘルシーでダイエットにもおすすめです!
なお、市販のスイカジュースは甘味料や保存料が添加されていることも多く高カロリーになりがちなので、自宅でジュースにするのがおすすめです。スイカ本来の甘みを楽しめるだけではなく、カロリーを抑えながら安心して飲むことができますよ。この際も1日あたり100g〜200gを意識しましょう。
・ヨーグルトとの組み合わせがおすすめ
熱中症など暑さによる体への負担は胃腸の機能低下にもつながります。スイカには腸活に欠かせない食物繊維も含まれており、ヨーグルトに豊富な善玉菌は食物繊維をエサにするため、スイカとヨーグルトの組み合わせは腸活に◎なんです!
まとめ
夏バテ気味の体をクールダウンしたり、疲労回復や腸活をサポートしてくれる旬のスイカ。赤い部分はもちろん、皮の白い部分まで食事に取り入れ、体の内側からキレイと元気を磨きましょう!