代謝アップ効果がある枝豆の栄養素とは?
・タンパク質
枝豆には、植物性の良質タンパク質が、100gあたり(11.7g)と豊富です。タンパク質は三大栄養素のひとつで、生命活動を維持する重要なエネルギー源です。また、筋肉や臓器、皮膚、毛髪、ホルモンなどを作る役割もあります。筋肉量が増えることは代謝アップにもつながるので、年齢とともに代謝の低下が気になる際は、タンパク質を意識して摂取しましょう!
・ビタミンB1やB2
枝豆をはじめ、豆類全般に豊富なビタミンB群。特にビタミンB1やB2は代謝アップをサポートするだけではなく、夏バテ防止や疲労回復にも効果が期待されています。これは疲労物質「乳酸」の代謝を促しエネルギーに変換するためです。
8~9月は、厳しい残暑が続くかと思ったら、急にひんやり感じる日もあるなど、体温調整が追い付かなかったり夏バテ症状になるなど、体に疲れがたまりがち。疲労物質を溜め込まず、ビタミンB群の力で上手に代謝したいですね!
また、ビタミンB1やB2は脂質や糖質の代謝にかかわるため、吹き出物を防ぐなど肌荒れ対策にも効果的。飲み薬タイプの肌荒れ治療薬や口内炎治療薬にも含まれています。
栄養を逃がさない枝豆の保存方法
・生で冷蔵保存する際のポイント
枝豆は収穫後は劣化スピードが速いため、なるべく数日以内に食べきるのが基本です。生のまま冷蔵保存するときは、乾燥を防ぐために袋に入れて保存しましょう。
枝付きで保存する場合は、新聞紙を濡らしてから包んで野菜室で保存するといいですよ。数日以内に食べ切るのが難しい場合は冷凍保存がおすすめです。
・冷凍保存する際のポイント
冷凍保存するときは、枝付きなら切り落として食品用冷凍保存袋に入れ、できるだけ平らにしてから冷凍庫に入れましょう。さやから豆を出した状態で保存する場合も同じように、ポリ袋に平らにして入れてから冷凍保存します。さやから豆を出しておくと解凍してすぐ料理に使えるので便利ですね。料理に使う場合は冷凍のまま加熱してOK!
枝豆を使ったおすすめレシピアイデア
・枝豆と米を使って主食レシピに!
炊き込みごはんやピラフ、チャーハンなどレパートリー豊富なごはんメニューに、ちょっと加えるだけで、見た目の彩りも鮮やかになる上、栄養価もアップします!いつもの白ごはんを炊く際に少量の塩といっしょに加えれば緑が鮮やかなおいしい豆ごはんに。おにぎりにしてもおいしいですよ。
・枝豆を揚げ物や焼き物レシピに!
枝豆はクセがなくどんな食材にも合わせやすいので、焼き物や揚げ物にもぴったりです。
子どもが大好きな定番のハンバーグや、鶏団子などに枝豆を入れると、栄養面をカバーできるだけではなく、ボリュームアップにもつながります。満腹感も得られやすいので食べすぎ予防にもつながり、ダイエットにも◎。
・枝豆を汁物レシピにも!
枝豆は煮崩れしにくいので、味噌汁などの汁物にも向いています。味噌汁、コンソメ系、とりがら系など、どんなスープにもよく合います。ゆでた枝豆を生クリームや牛乳/豆乳などと合わせてポタージュにしてもおいしいですよ。
まとめ
いかがでしたか?美容と健康に効果が期待できる枝豆は、塩茹でした「おつまみ」としてだけではもったいない!夏バテによる疲労ケアや美肌作りに嬉しい栄養満点で旬の枝豆。様々な料理で食卓に取り入れ楽しみながらインナーケアをしてみてくださいね!