子どもの虫歯を予防する「シーラント」ってどんな治療?

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お子さんの虫歯に困っていませんか?
・「歯がいたい!」とぐずる
・ ひどい虫歯で連れて行っても何回も通院する必要がある
・治療の時に付き添わなければいけない

これらの問題は「シーラント」によって改善できるかもしれません。今回は歯医者で簡単にできる虫歯予防「シーラント」についてご紹介します。

虫歯になりやすい歯の溝を埋める治療法

シーラントとは、簡単にいってしまえば「歯の溝」を埋める虫歯予防のことです。虫歯は歯の溝や歯と歯茎の間、歯と歯の間にできやすいのです。それもそのはず。歯の溝は歯ブラシの毛先が届かない程狭く汚れが溜まりやすいため、虫歯菌にとっては繁殖しやすい場所だからです。シーラントはその虫歯になりやすい歯の溝の部分にプラスチックをあらかじめ封鎖してしまい、虫歯を発生させないようにしようとするものなのです。

シーラントは1本あたり「数百円」でできる

気になるのは値段ですよね。シーラントは保険が適応されます。すると1本あたり数百円で治療ができます。

一方、虫歯になってしまった場合はどうでしょう。シーラントはできないので、治療が必要になり、時間とお金がかかります。また、ひどい虫歯であれば、歯の神経の治療を行い、土台を立てて、被せ物を作製し、保険適応でも1万円、きれいなセラミックの被せ物をつけようとするのなら、自由診療のため10万円かかる場合もあります。

もちろん、シーラントはあくまでも予防なので虫歯になることもあります。 しかしながら、医学論文でもシーラントの有効性は証明されており、虫歯になるリスクを数百円で大きく減らすことができるならば、安い出費ではないでしょうか。なお、保険が適応されない場合もありますが、1本あたり数千円程度です。保険が適応されるか否かは、歯医者さんに聞いてみましょう。

親子でできるシーラント

シーラントは少ない費用で大きな虫歯予防の効果が期待できます。 歯が磨り減っている大人でもシーラントは有効です 。 この記事を機会に、親子でシーラントをしてみるのもいいかもしれませんね。

監修歯科医師

歯科医師:古川 雄亮 先生

歯科医師:古川 雄亮 先生

国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事。

歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加
2019年10月10日Nature系のジャーナルに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。
[参照URL] https://www.nature.com/articles/s41598-019-51077-0

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