指しゃぶりなど、子どもの歯並びが悪くなってしまう主な原因について

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「子どもの指しゃぶりがいつまでたっても治らず、歯並びが悪くなるのではないか?」と心配する親御さんたちも多いと思います。

子どもの歯並びの悪くなる原因は一体なんでしょう?今回は。指しゃぶりに加えて、子どもの歯並びが悪くなる主な原因について紹介していきます。

指しゃぶりをすると出っ歯になる?

子どもにとって指しゃぶりは不安を和らげる行動の1つであり、無理にやめさせないほうが良いという意見もありますが、3-4歳頃には指しゃぶりを卒業したほうが良いと言われています。
指を吸う時に頬や唇の力が強く歯にかかり、前歯が傾斜し、上あごの奥歯が後ろに倒れて狭くなり、なおかつ奥歯のかみ合わせに支障をきたしてしまう可能性が高いからです。

遺伝的な要素もある

両親の歯並びや顔の骨格が遺伝し、噛み合わせが悪くなる可能性もあります。
上あごや下あごの骨が大きかったり小さすぎたりすることにより、歯は噛もうと傾斜するため、出っ歯や受け口になったりします。

こちらは子どもの時に早期発見・治療できれば、筋肉トレーニングを加えた矯正歯科治療で対応できます。安心して下さい。

軟らかいものばかりを食べている

現代の食生活は欧米化しており、ハンバーグやスパゲッティー、オムライス、カレーやシチューなど、軟らかいものが中心です。これらを食べ続け、硬いものを食べなければ、口周りの筋肉が使われることがありません。筋肉が使われなければ、顎が育ちませんので、歯が生えてくる場所がなくなり、でこぼこした歯並び [叢生(そうせい)] になってしまうのです。
このように、歯並びが悪くなる例は、指しゃぶりなどのクセや遺伝に加え、歯周病、歯の喪失による歯の移動など様々ですので、一概にこれが悪いとは言い切れません。指しゃぶり1つとってみても、その子の歯並びを絶対に悪くするとは限らないのです。しかし原因の1つとして考えられますので、歯並びをキレイにしたければ、やはり指しゃぶりをする原因の解決が必要になります。

監修歯科医師

歯科医師:古川 雄亮 先生

歯科医師:古川 雄亮 先生

国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事。

歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加
2019年10月10日Nature系のジャーナルに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。
[参照URL] https://www.nature.com/articles/s41598-019-51077-0

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