きちんと使って感染を防ごう!正しいマスクの使い方

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新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、新しい生活様式が定着しつつあります。感染予防の手段として、マスクを装着する人が多く見られるようになりました。

外出時の必須アイテムとなっているマスクですが、みなさんはマスクを外す時どのように扱っているでしょうか?熱中症などが心配されるこの時期、適宜マスクを外して休憩することも大切であると提言されていますが、ランチや会社を含め、外でマスクを外した時の取り扱い方も気になるところです。

また、マスクの残り枚数を気にして繰り返し使う方もいます。本来の正しいマスクの使い方を振り返り、感染予防対策として効果的に使用するポイントをご紹介します。

①正しいマスクの付け方

マスクは耳に引っ掛けて装着するだけの一見簡単な使用方法ではありますが、いくつかのポイントを意識しながら付けることで予防効果が高まります。以下は、不織布マスクの事例です。

まず、マスクには表側と裏側があります。製品ごとに異なるので確認しましょう。

また、マスクの上下もチェックする必要があります。基本的には、ノーズピース(鼻にフィットさせるためのワイヤー)がある方を鼻側にします。そして、プリーツ(ひだ)が下向きになるのが正しい付け方です。プリーツが上向きになると、ウイルスやほこりが溜まる恐れがあります。こちらも、念のため製品情報を確認するようにしましょう。

マスクは、はじめに鼻や口、顎を覆うように押さえ、ノーズピースを鼻の形に沿って優しく折り曲げます。それから、ゴムひもを耳に引っ掛けます。顎や鼻がマスクから出ないようにするのはもちろん、隙間がなるべくできないように微調整しましょう。この時、フィルター部分にはなるべく触らないようにします。

マスクを正しく装着することで、咳やくしゃみによる飛沫が飛び散るのを防ぐことができます。また、ほかの人への感染拡大を防止するほか、空気中のウイルスを含んだ飛沫の侵入を防げるのではないかと考えられています。

正しい順序できれいに付けられているか、いま一度確認しましょう。

②意外と困る!外したマスクの保管方法

使い捨ての不織布マスクは、ゴムひも部分を持って外し、フィルター部分に触らないよう気をつけながら袋に入れるなどして廃棄します。その後、しっかりと手を洗うようにしましょう。

外出先での食事や、息苦しさを感じたときなどにマスクを外したいということがあると思います。このとき、テーブルや机、椅子の上などに放り出すのは感染のリスクが伴います。不特定多数の人が使用するテーブルや椅子は、掃除されていないタイミングではウイルスが付着している可能性があるのです。

また、外したマスクを無造作に鞄の中へ入れたり、装着しているマスクを顎にずらしたりするのも、マスクが清潔な状態でなくなる原因です。マスクケースやビニール袋に入れるか、外すたびに捨てるなどすることで、マスクを衛生状態の良いまま使えます。外したマスクを入れたビニール袋は使い捨てにするとより安心です。最近では洗うことが可能なマスクも販売されているので、清潔に使用するためにも毎日洗うようにしましょう。

マスクケースは、携帯用として様々なタイプのものが市販されています。おしゃれなデザインのものもあるので、人前で使うのが気になるという方も気に入るアイテムが見つかるかもしれません。

③マスクを外してもOKなタイミングは?

Twitter上では、出産の際に病院からマスク着用を指示され、もうろうとして非常に苦しかったという女性のツイートがあり話題になりました。

その事例とは反対に、呼吸が辛くなるからという理由で、病院からマスクの取り外しを指示されたというツイートも。

これは出産という特殊なケースではありますが、新型コロナウイルス感染症を恐れるあまりマスク着用にこだわりすぎると、別の健康的な問題を引き起こす可能性を示唆しているのではないでしょうか。

満員電車のように人が密集しているような場所では、暑くてもマスクを付けていた方が安心できる場合もあるでしょう。(電車内ではつり革などにつかまった手で、口や目を触らないように意識することが大切です。)

外を歩いているときに暑さなどで苦しく感じるようであれば、周囲に人がいないのを確認してマスクを外すのは問題ないと考えられています。人とすれ違うだけで感染するというリスクは非常に小さく、熱中症の疑いがあるのであればそちらの対策を優先する方がよいでしょう。

④新しい生活様式に順応するために

感染症拡大を抑えるための生活様式が浸透してきていますが、マスクを付けるべきところと外しても良いところの区別など、個人の判断に委ねられている部分も多くあります。自身の体調にも留意し、マスクを外したいときは人混みを避けるなど、適宜対応するとよいでしょう。

また、以前に比べてマスクが安定して供給されるようになったものの、使い捨てマスクの在庫も大事に管理したいところです。高温多湿なところや直射日光が当たるところを避けて保管すれば、マスクの劣化を抑えることができるとされています。

感染症の拡大は、まだ予断を許さない状況にあります。正しいマスクの使い方を身につけることで自身への感染を防ぐほか、人へ感染させてしまうリスクを減らすことにも貢献できます。一方で、マスクにこだわりすぎて心身に負担をかけないことも、無理なく新しい生活様式へ順応するコツの一つといえるでしょう。

歯科医師:古川 雄亮 先生
歯科医師:古川 雄亮 先生

国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事。

歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加 2019年10月10日Nature系のジャーナルに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開。

[参照URL] https://www.nature.com/articles/s41598-019-51077-0

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