口角が下がるのは筋肉の衰えが関係している

人の顔には、大きく分けて笑顔や怒り顔など表情を作る「表情筋」と、食べ物を噛む「咀嚼筋」があります。口周りにはこうした顔の筋肉の約70%が繋がっています。

さまざまな筋肉がある中でも、口角を上げる筋肉として表情筋の一種である「大頬骨筋」や「口角挙筋」が代表的。大頬骨筋は、口角を上外側に引き上げる働きをする筋肉で、耳の前から口角に向かって繋がっています。
口角挙筋は口唇周りの筋肉で、同様に口角を引き上げる役割を果たします。会話するときと笑顔を作るときに使う筋肉には違いがあり、多くの人が日常生活で口周りのさまざまな筋肉を意識せずに使っているのです。

しかし、腕や足などの筋肉と同様に、口周りの筋肉も使っていないと衰えていきます。会話する機会が減ったり、マスクなどをして表情が乏しくなったりすると表情筋が衰えてしまい、顔のバランスやハリなどが崩れたり、口角が下がる原因となるのです。加齢によるものだけでなく、こうした口周りの筋肉の衰えがシワやタルミにもつながってしまいます。

口周りの筋肉を意識的にトレーニングすることで、衰えてしまった筋肉を鍛えることができます。口角を上げて、若々しい表情を取り戻しましょう!

口角を引き上げる筋トレ方法

それでは実際に口周りを動かしながら、トレーニングを実践してみましょう!必要な道具などはなく、今すぐ簡単に始められます。

■マスクの下で「お・う」トレーニング

1.「お」の口の形を作ります。このとき上唇で前歯を包むように鼻の下を伸ばします。
2.ゆっくりと唇を突き出して「う」の形に変えます。

これを5回ほど繰り返して1セットとします。アプローチしている口周りの筋肉を意識してゆっくりと、1日2セットを目安に行いましょう。

■「い・う」トレーニング

1.「い」の口の形作ります。このとき、上の歯を見せるように口角を引き上げます。
2.ゆっくりと唇を突き出して「う」の形に変えます。

こちらも5回ほど繰り返して1セットとします。1日2セットを目安に行いましょう。

■口周りのたるみを改善するトレーニング

1.口角を左右交互に引き上げます。
2.頬をできるかぎり膨らませます。
3.頬をできるかぎりへこませます。

たったこれだけで、口周りの筋肉を十分に動かすことができます!できるだけ筋肉が大きく動くように意識してみましょう。

■ほうれい線撃退にもなるトレーニング

1.口を「い」の形にして、そこから口角を引き上げます。その状態で5秒キープし、ゆっくりと戻しましょう。
2.上下の歯が当たらない程度に口を閉じ、舌は上前歯の裏に当てます。その状態で、意識して口周りの筋肉に力を入れながら唇をグッと突き出して5秒キープし、ゆっくりと戻しましょう。
3.口の中から舌でほうれい線をなぞっていき、時計回りに10周しましょう。

マスクをしていても手軽にできます。1日2セットが目安です。

■舌出しトレーニング

1.上の歯が見えるようにニッコリと笑います。
2.鼻にくっつくけるようなイメージで、右の口角から舌先を出します。
3.そのまま左の口角までゆっくりと舌を動かします。
4.今後は逆に左の口角から舌先を鼻に向けて出して、右の口角までゆっくりと動かします。

これを1日4セットほど行います。ニッコリと笑っている状態をキープするように意識してください。

口角を上げて若々しい表情に!

今回ご紹介したものは、マスクをつけたままでもできるトレーニングのため、移動中や休憩中にも気軽に試してみてください。
大切なのは、毎日少しずつでも続けることです。マスクを外した時に口角が下がっていると、好感度も下がってしまうかも。また、表情筋が衰えると、顔のシワやタルミにもつながってしまいます。マスクをつけていても、普段からニッコリと笑うようにしたり、意識して口を動かしてみることも大切です。

また、口や首周りの筋肉を鍛えておくことは、若々しい表情を作るのに必要なだけでなく、将来の健康にも関係します。例えば、食べ物などが気管内に飲み込んでしまう誤嚥(ごえん)や、食べ物を噛んだり飲み込んだりすることが困難になる咀嚼障害を防ぐことにもつながると言われています。

トレーニングは短時間できるものばかりなので、筋肉を衰えさせないように実践していき、口角を引き上げてハリのある表情を手にしていきましょう。

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