今さら聞けない正しい洗顔3ステップ
洗顔は顔を洗うだけではなく、正しいやり方で行えば美肌にも近づけます。肌荒れ・ニキビなどの肌トラブルなども洗顔によることが原因の場合もあります。あなたの洗顔も基礎からチェックしてみましょう。
① 汚れを流す
朝の洗顔は、人肌の温度位のぬるま湯か水を使い、手でやさしく洗い流していきます。就寝中の顔の汚れは水洗いでも流せる程度です。顔にすくった水を軽く当てるような感覚で、顔と手が擦れないようにしてみましょう。そうすることで肌への負担が少なくなります。
メイクをされている場合は、クレンジングを使ってしっかりと化粧・皮脂・汚れを落としてから洗顔フォームを使いましょう。
② 洗う
洗顔フォームなどはよく泡立てることが基本です。手で洗うのではなく、泡で洗うことで肌への負担が軽減されます。洗顔フォームなどの石鹸類は必要な時間だけ肌にのせるようにするのがおすすめです。
洗顔は1分を目安に行います。よく泡立てた洗顔フォームを顔にのせ、泡を転がす感覚で行いましょう。手でゴシゴシと擦って洗う方もいらっしゃいますが、肌に負担がかかってしまう可能性があります。
泡で洗顔すると美肌効果も期待できますので、男女問わずおすすめです。目や口の周りはデリケートな部分ですので、優しく洗いましょう。
③ すすぐ
3ステップの中で一番重要なのがすすぎです。ここで気を付けたいことは、汚れを流す時と同じく、手で顔を擦らないことです。やり方は汚れを流す段階とほぼ同じですが、顔に着いた洗顔フォームをすべて落としきるように繰り返しすすぐことです。
すすぐ回数の目安は30回です。こめかみや生え際は泡が残りやすいところですので特に意識しましょう。
熱いお湯は肌を乾燥させてしまう恐れがありますので、ぬるま湯で行います。最後に清潔なタオルで顔を拭くときも、擦らず押し当てるようにすることも大切です。
ここでは洗い方の基礎をお伝えしましたが、大切なことは肌を刺激しないように扱うことです。正しい洗顔をすると、肌のターンオーバーが正常になり肌の状態も良くなるのだそう。洗って汚れを落とすことだけの洗顔ではなく、美肌につながる洗顔を心がけてみるとよいですね。
クレンジングの選び方
仕事にプライベートに忙しい毎日をお過ごしかと思いますが、どんなに疲れていてもメイクはきっちり落としてから寝たいところですよね。しかしながら、しっかりメイクをするとなかなか落ちなかったりしますよね。状況に合わせたおすすめのクレンジングを見ていきましょう。
薄めメイクの人向け
薄くメイクをしている人にはクレンジングミルクがおすすめです。クリームなどより肌に優しく、いろんな肌質の人に使えるのがポイントです。水分が多くさっぱりした使い心地ですが、油性成分を落としにくいというデメリットもあります。
しっかりメイクを落とすには、少し力不足に感じてしまうかもしれませんが、薄めメイクの人はこちらのタイプを使ってみてはいかがでしょうか。お肌が持つうるおいまで落としすぎるということもないので安心です。また、水溶性のクレンジングジェルならメイクを落とす力が強すぎず、しっとりとした使い心地のため、こちらもおすすめです。
しっかりメイクの人向け
しっかりメイクをしている人なら、クレンジングオイルやクレンジングクリームがおすすめです。オイルはしっかりと落としてくれるのですが、油分が多く、落ちすぎてしまうので、肌へ負担がかかってしまう可能性があるので注意が必要です。したがって、全体に使うのではなく、口紅やマスカラなどを落とすのに使うのがおすすめです。油分と水分の両方を含んでいるクレンジングクリームも比較的しっかりメイク向けとなります。
その他
シートタイプの拭き取りクレンジングは、そのままささっと使えて便利ではあるのですが、油性成分の汚れというのは拭くだけでは落としにくく、またコットンでこするのでその刺激が肌の負担になる場合があるんだとか。使用する際は、擦らずに優しく拭き取るようにすると良いでしょう。拭き取ったあとは、仕上げにぬるま湯で軽く顔をすすいであげるのもおすすめです。
メイクを落とし忘れた!そんなとき!
気を付けていたのに、うっかりメイクを落とさずに寝てしまった…そんなときは、翌朝にそのダメージをいかに回復させるかがポイントとなってきます。
翌朝湯船につかって老廃物を除去
メイクしたまま寝てしまった翌朝は、肌ダメージを回復させるために湯船につかって老廃物を除去するのがおすすめです。クレンジングでいつもより丁寧に落としても、顔のくすみはなかなか改善されにくいですよね。メイクを落とし忘れるとくすみの原因になるからこそ、いつもより明るい肌でいるためにメイクはしっかり落として寝ましょう。
スキンケアを徹底する
いつもよりメイク落としをしっかりしたら、スキンケアをいつもよりたっぷりと行いましょう。力を入れず、指の腹を使って丁寧にすみずみまで優しくお手入れしましょう。肌は乾燥した状態になっていることが多いので、たっぷりの化粧水やクリームで保護してあげるのが良いですね。
ビタミンCをチャージする
また、インナーケアも忘れずにしたいですね。ビタミンCなどをたっぷり摂って、内側から肌ダメージを最小限に抑えるようにしましょう。朝食にフルーツを添えるのもおすすめです。野菜なども普段よりたくさん摂るように心がけたり、新陳代謝アップの食材やメニューを選ぶとなお良いでしょう。良質のタンパク質を摂るのも忘れずにしたいところですね。
しかし基本的にはメイクは落として寝るのが絶対条件ですので、忙しい毎日でも最後の力を振り絞って、メイク落としは忘れずにしたいですね。